天井桟敷

食。映画。音楽。本。旅。そしてベタ。

2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

NINE

ダニエル・デイ・ルイスを頭にゴージャス女優を侍らせた結果がコレか?みたいな展開。 薄っペラペーラ?なんで?こんな?ありきたりストーリー? なんとビックリ!8 1/2のミュージカル版なのか??オーマイガ~~~ シカゴ同様、舞台を越えられず、映画ならではの切り込みもなし。 とにかく最近のミュージカ…

マイレージ、マイライフ

サンキュー・スモーキンにアーロン・エッカート、マイレージにジョージ・クルーニー、ハズレであろうはずがない。 アーロンもクルーニーも役者としてワンランク上、というイメージを裏切らない。 脚本と俳優がお互いの株を持ち上げる理想的な映画。 お約束サム・エリオットの登場もなんだか嬉しい。 路線も流れも同じペース…

月に囚われた男

ナント、監督はデビット・ボウイの息子であるらしい。 HALならぬガーティの声がケビン・スペイシーであるあたりもクサい。 さすが、地球に落ちてきた男。の子。 2001とのカブりは否めないが、たったひとり作業する男のナゾと苦悩には同調できる。 デビュー作としてまあまあな出来なん…

ブルーノ

毒々しく、御下劣極まりなく、礼儀ご免、 その無茶は懲りずにまた注文してしまう、激辛メニューの如し。 なんだ?素はかなりイケメンじゃないか。カザフスタンでは濃く作っていたわけだ。 映画として良い悪いというシロモノではない。 常識人としてあるまじき行動、主にシモネタ、…

(500日)のサマー

ライアン・オニールかウエンツか、みたいなフニャ顔優男ジョセフ・ゴードン=レヴィット君。 極端に肩幅狭いわ、歌も踊りも下手くそ(役?)なのだが、見事に超草食を演じきった。 インセプションでは重要な役でありながら、終始控えめライトな演技で逆に印象深い。 恋を美化しすぎたロマンチスト君が、我…

マダムブリュレ … マダムシンコ 大阪府箕面市今宮

またまた物産展。 毎度行列ができるマダムブリュレが今回は混雑なく買えそうだったので、お土産用含め3コ購入し てみた。今回はマダムシンコさん夫妻も接客にバリバリ参加、強烈な呼び込みをしてました。 そのままで、温めて、冷やして、色々な食べ方ができるらしいので、…

ハート・ロッカー

生か死か究極の興奮がドラック様クセになる、戦場に取り憑かれた人のお話。か? 反戦を訴えるには弱すぎるし、この戦闘の意味を問うでもなく、兵士の恐れや苦悩部の印象も薄い。 特に目新しさもないが丁寧な作りには好感がもてる。 対抗馬がアバターのみであったこと…

ウディ・アレンの夢と犯罪

ロンドン3部作のラスト、犯罪シリーズでもあるんだけど。 身の程わきまえずに成功を深追いし、バランス崩して足下グラグラした人々が織りなす危ういストーリーである。 ウディ・アレンがインタビューで語るように(実はこの特典インタビューが痛快)ユアン・マクレガーとコリン・ファレルの役所がピタリ。 特にコリン・ファ…

17歳の肖像

子供と大人の狭間は子供として最後の悪あがき、か、人生最大のバカをや りかねないスリリングな時期である。 そのさりげない仕草やセリフにビターな記憶が蘇り大いに共感してしまう。 親が人生を仕切る退屈な暮らしの中に、突然エセ紳士登場で一気に怪しい 空気が漂う。 …