2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧
極夜カーモスの続編、警部カリの事件簿。 顛末はソフトポルノだが、大戦時のフィンランドの暗部を軽く撫でることでふっくらした印象。 ただ妻ケイトの家族話は盛りすぎ。 複雑な伏線はなくラストも穏やかで前作同様飽きずに読みやすいが、食い足りなさは残る。
ダミアン・ルイスが一層グレードアップ。けっしてマッチョではないが細身に締まる。癖ありすぎる顔は忘れ難く、人物像は謎めいて深い。 次期007ボンド適任と思える。
ついつい北欧連チャン。 青少年が病んでいる。日本でも猟奇的事件があったばかり。まんざら絵空事ではない。 生い立ち教育云々のレベルではなく、もって生まれた精神構造なのだろう。 全てがカチっと繋がり丸く納得のいく展開ではないが、最後まで飽きずに読める。 …