2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧
虫(約コスタリカ)が好きで好きでたまらん!具合が溢れる書である。 好きすぎるあまりこだわり写真テクをも極めてしまった著者による、愛くるしい虫たちの写真もオドロキのオンパレード。 植物と見紛うほど美しい虫こぶ、寄生した蜘蛛を自在に操るヒメバチ、キノコを培養するアリの…
残念いよいよ最後のフロスト気質。 分厚い上下巻をじっくり読んだ。つもり。 相変わらず下世話なフロスト節は絶好調、いい人ネタの隠し球もチラチラ、 毎度お馴染み複数事件を併走、今回は誘拐事件が軸となっているため徐々にヒートアップ、終盤の緊迫感押し寄せる時間との…
母をヘロインで亡くし、ギャング業営む親族に引き取られた青年の苦悩を描く。 一家はまさしく凶暴と虚勢と強迫観念に駆られたアニマルな人種で、道徳観や秩序が著しく欠落しており、未成年という弱さを抱えたまま、目の前で繰り広げられる狂気にひたすら感情を殺し氷の…
これっぽっちの容赦もないラース・フォン・トリアー作中、軽めで難易度低い内容であった。 しかし掘り下げは十分、監督本人を悩ます鬱のだるさを余すことなくリアルに描いている。 キルスティン・ダンストなかなかやるじゃん、だったし、24の残像を見事払拭できたキーファー・サザーランドは幸…