天井桟敷

食。映画。音楽。本。旅。そしてベタ。

2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

エミリー・ローズ

出だしはホラーだが…しだいに法廷ドラマに転じ、最後は宗教論の域に。 そうきたか。丁寧につくられているしバランスもいいが、ホラーとして怖くない。法廷モノとして迫力不足。宗教結論が弱い。どれかひとつにもっと比重を置いて攻めていたなら…と惜しまれる…

シリアナ

‥ったるい!!またバラバラに展開する話だよ―!出演者らは真剣に立ち回っているのだが、見てる方は退屈!!辟易!!インテリぶった連中によって作られた匂いがプンプンする映画だった。ジョージ・クルーニーの体重増は成果ゼロだし、最近抱き合わせ商法のマッ…

クラッシュ

『ミリオン・ダラー・ベイビー』の脚本ポール・ハギスが監督。日々起こりうる人種摩擦をいくつかつなぎ合わせていくうちに、人間関係が微妙な輪になって浮かびあがってくる仕組み。点と線はつながったけど…な~んとなく食い足りない。。。マット・ディロン演…

4400/デッド・ゾーン

雑誌のおまけに付いてきた海外TVドラマのDVD。 まずは“4400”なんとコッポラ!が製作総指揮だ。各地で忽然と行方不明になっていた人々が、ある日突然集団で湖畔に現れる。『???』な部分はとりあえず置いといて、第一話では長い空白の時間を経て戻ってきた…

黒い玉…トーマス・オーウェン

さらさらさらりんと読める短編集。妖しい奴、深刻ぶった奴、ふざけた奴、変態コレクターなどをさっくり簡単調理。乗り物に乗ってる時、病院の待合室などで読むのにピッタリですわ。

シャークボーイとマグマガール

先日『シン・シティ』を見たばっか。う~~む。相変わらず段差が激しい。『フロム・ダスク・ティル・ドーン』~『スパイ・キッズ』同様、ロドリゲスのシーソー・ゲームだ。前者は毒素が全編隈無く循環しているが、こちら後者は悪者もお茶目だし最後だって大…

M:i:III

3作中、最もパンチが効いていてカットのキレもよかった。後に続くファースト・シーンもなかなか効果的に使われていたしね。なにせ全く新鮮味のないパターン化された話をいかに見せるか!だけ勝負なんで、正に監督のウデ次第。その意味では十分に楽しめた。JJ…