天井桟敷

食。映画。音楽。本。旅。そしてベタ。

2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ヒアアフター

死後、霊能、スピリチュアルを描いてすんなり理解してもらうのは容易ではな い。 なぜこのテーマか?という疑問は抜きにして、 終始チクチクした違和感こそつきまとうが、引き込む、的確に見せる、さすがイ ートウッドという印象。 どんなテーマであっても高水準に仕上げる…

ブルーバレンタイン

結婚生活が破綻に向かってどうしようもなく落ちていく経過を、過去ふたりが出会って恋に落ちる過程を織り混ぜながら描いていく。 使い古されたテーマをメランコリックに振り回されることなく、ラースとその彼女、のライアン・ゴズリングとブロークバック・マウンテン、のミシェル・ウィリアムズが、そ…

ホワイトチャペル

やっぱイギリスのTVシリーズは筋が骨太で、登場人物、端役まで描写がしっか り見応え十分です。 切り裂きジャックの模倣犯と対峙するのは、初の現場をチェックポイントと位置づけ るエリート街道まっしぐらの若手警部補と叩きあげの現場刑事達。 事件の進行と同時に、ホワイト&ブル…