天井桟敷

食。映画。音楽。本。旅。そしてベタ。

2006-01-01から1年間の記事一覧

パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト

先日美容院でちゃっかり見ちゃったんだけどね~。 今回も相変わらず可もなく不可もないディズニーマジックもどき。どこを切っても金太郎飴。 『おもしろく見せる』ことに関して相当保守的、危険を冒すことをひどく恐れる体質くっきり。永遠にネバーランドか…

2006年に聞いたアルバムランキング

1. LOVE … THE BEATLES2. THE INFORMATION … BECK3. ONCE AGAIN … JHON LEGEND4. ALRIGHT、STILL … LILY ALLEN5. THE DUTCHESS … FERGIE

プルートで朝食を

まさに“グラムロック・サイケデリックのシチュー”筋道にはピンクとキラキラが敷き詰められ。キリアン・マーフィー演じる『オンナみたいなオトコ』という一言では括れないキトゥンは遠く凛と瞬く冥王星のよう。繊細でやさしく、蛇行しながらも自分を偽らず進…

2006年に見た映画ランキング

1.ブロークバック・マウンテン 2.マンダレイ 3.シン・シティ 4.プルートで朝食を 5.ブロークンフラワーズ 6.隠された記憶 7.コーブス・ブライド 8.ある子供 9.バス男10.橋の上の娘

LOVE … THE BEATLES

うあああああ~~~…ぬわ~んじゃこりゃあああ!!!級の衝撃の出だし『BECAUSE』!!!ぐわんぐわんしますう―心が洗われますう―。 オリジナル至上主義者のこのわたくし!!一瞬にして悔い改め懺悔しました。ジョージ&ジャイルズ・マーティンの強烈な熱意と…

Once Again … JHON LEGEND

そ~っと包まれる感じ。夜。ひとりきりで聞けば、現実を離脱し夜間飛行な気分に浸れる。今回もカニエの懐の深さにすっかり舌を巻いちゃったね。ビター&スウィートが絶妙。カニスパイスをサッと振りかけ、素材の味をぐんと際立たせるヘルシーな仕上がり。ま…

ブロークンフラワーズ

ジム・ジャームッシュ久しぶり~。 彼。見た目チョーカッコいいし、センスもよすぎてちょっぴり煙たかったんだけどね。 最近いい味出してるビル・マーレイが主役でカンヌで賞だもの。やっぱ必見。かつてブイブイいわせた成金ドンファンおじさんのもとにピン…

全員 de 野球大会 … 球場貸し切り

我が少年野球チームによる今シーズン最後の全員野球大会を開催。 テレビ局にお勤めのご父兄のご尽力で局アナによる実況、バックスクリーン表示、スピードガン作動で、コドモらよりもママス&パパスが小躍りshite大興奮○十年ぶり!にボールを投げ、バットを振…

ダ・ヴィンチ・コード

やはり予想通りかなりマズイんである。 話の内容はおそらく興味深い(原作はおもしろい?)のかもしれないが。 工場で大量生産のお歳暮用ボンレスハムである。 トム・ハンクスもオドレイ・トトゥもジャン・レノも不自然。最初っからこのメンツが嫌。 セリフで…

告白…チャールズ・R・ジェンキンス

北ウォッチャーのばあちゃんが購入。日テレの北特集もよく見るし、本も何冊か読んでひどい暮らしであることは知っていたが、拉致被害者も例外ではないのだ。 思わずまじまじ眺めてしまう巻頭写真には、にじむ諦めと苦労の中にすこしばかりの幸せが垣間見える…

40歳の童貞男

シモネタ満載、最後までこの調子かと危ぶんだが。 つなぎの選曲がすごくいい。…もんで、ASIAのポスターの伏線から『heat of the moment』の曲で突っ走るシーンあたりからツボにハマる。 以降後半はゲラゲラ相当おかしい。 極めつけ!!ラストのミュージカル『a…

The Information…Beck

なかなかオマケDVDの方を見ることができなくて…ここまで引っ張ってしまった。やっと映像見終えました~。 サイケで『らしい』んだけど、少し単調で退屈だったかな。 まわりがアホに徹し、リンゴほっぺのベックはとてもカワイイ。 それでもやっぱり。相変…

マンダレイ

ラース・フォン・トリアーのアメリカ三部作No.2。とにかく彼の作品は、気力体力共に万全な態勢で臨まなければ打ちのめされてしまう。 睡眠たっぷり。精神統一。お――し!こい!!今回はアメリカの偽善とエゴな正義の押しつけに対する強烈なあてこすり。ギャン…

隠された記憶

突然送りつけられた隠し撮りビデオ。 不穏な空気がゆっくりじわじわ流れ、やがて息苦しくなる。 長回しの多用、一瞬の赤い衝撃! 6歳の子が犯した罪にもまったく容赦なく罰を与える理不尽さにぞっとする。 犯人の徹底して陰湿な仕掛けとストーカーぶりは最…

インサイド・マン

デンゼル・ワシントンは相変わらずセクシーなのだが、この程度の映画に出過ぎ。そろそろ量より質で選んでほしい。 ま、この映画でピカってたのは…いつも一歩下がった立ち位置のウィレム・デフォー!! 今回もその出しゃばらない演技にじんときた。スパイダー…

秘密のかけら

秘密は ほんの“かけら”であった。 あらすじはおもしろい。かもしれない。 けど。散漫で緊迫感ゼロ。『彼登場』でビンゴ!にもかかわらずその後が長い。 過激な描写と言われても…背景70年代では衝撃かも?しれない。透明人間になっちまいそうなケビン・ベーコ…

変態村

う…ウワサ通り。そ―――――と――――――ヤバい。 コレね。ヘンタイの格がゼンゼン違う。 コントラスト強のフラッシュ撮影は『アレックス』のカメラマン。 いい年したオッさん&じいさんの体当たり演技に仰天。 特に酒場での!必見!悩殺!ピアノ演奏とおやじダンスに茫…

プロデューサーズ

下品下ネタ満載ポンポン!はじけるゲイパワー!ヒトラーのおちょくり舞台も大笑い。 しかしミュージカルの映画化はやはり大味。 せっかくの歌や踊りのつなぎがカットのブツ切りで流れない。 次から次。転がるような展開の緊張感がない。 いいとこ取りで繋い…

The Dutchess … Fergie

久々繰り返し10サイクルくらいは聞いた『ロンドン橋』。アルバムかなりオモロイ!彼女の魅力もさることながら恐るべしはブラック・アイド・ピーズ!のモンキーサーカス!!プリンセスのソロにも出し惜しみ一切ナシ。まったくぬかりがなし。それにしても昨日…

古代エジプト展

土産にパピルス買っちゃいました。。。 「ホンモノのミイラみたことないじゃ―ん?」…コドモら誘っても誰ものってこないのでひとりプンプン出かける。紀元前の装飾品や包帯に刻まれたヒエロやらを次々眺める。アクセサリーや埋葬品の細工にロマンを感じたが、…

ミュンヘン

今なお解決されぬイスラエルvsパレスチナ抗争。大儀はどうあれ、繰り返されるのはマフィアやヤクザ社会と何ら変わらぬ『やられたらやりかえす』の仁義無き殺戮。スピルバーグ。今回はかなりドキュメンタリータッチというか~リアリティ重視でドンパチもかな…

Vフォー・ヴァンデッタ

ウォシャウスキー姉!弟よ!ホントにラリーはリンダ になってしまったのか?!…とにかく理屈っぽいのを通り越して屁理屈の域。みんなで多くを語りすぎ。これって監督のせい?でも脚本にはまちがいなくセリフがガッツリ書き込まれてるよな。しかも…“V”ってゾ…

NISSAN We Love Drive

うわあぁぁぁ~い{/roket/}日産の『みんなでつくるDRIVE MUSIC』CD用に送ったメッセージが採用されてCDもらった―い!ホントにジャケ内ライナーノーツに掲載されてるよぉぉ~んhttp://n-link.nissan.co.jpものぞいてみてみてね。

セロニアス・モンク

過去一時期。かなり聞いていたが。動きまわる本人を見たのははじめて。小柄で神経質であろうと勝手に思いこんでいた人物像とかなりかけ離れていて驚驚!以前ドキュメンタリーで見た無邪気なピカソ同様、正真正銘真性芸術家であった。彼にとってはピアノが全…

ロスト

連休中。『10』『11』そして怒濤の『12』!!まで気力を振り絞って見たっ!!…けど…努力の甲斐なく。「彼なのか!!!」は判明したもの、理由不明、なにも解決してない!普通に『to be contenew』だっっっっ――!!!おそらく半年以上その続きがみられないで…

橋の上の娘

『愛の形態(変態)』がいかに奥深いか…を。語るはこの人!パトリス・ルコントォ~~~! 主演はフレンチロリロリバネッサ・パラデイィ~~~!今回もかなりDEEPなんで、深夜。部屋は暗く。集中してご覧あれ。以前より、“ヒモ”(髪結いの亭主)や“のぞき”(仕立…

ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ

ウチの小学生の長期休暇にポケモンとドラえもん映画は絶対外せない。して。今夏はポケモンの番だ。睫毛が逆さサクランボみたいな「マナマナ~」マナフィって、王子というより王女じゃん?な疑問は封印し。ワクワクドキドキ少年と並んで鑑賞。ふ~ん。ポケモ…

大曲の花火

ものすご―く暑い―。 シブい昼花火を眺めながら、会場へ向かう人の濁流に乗ってキャンセル待ちでゲットした桟敷席へ向かう。 5番入口より入場するや…目の前にものすご―い人がぁぁ…はじめて見る!ななじゅうごまん人…の人混みだ―!川沿いの人人人……が遠くまで…

函館番外編…おみやげ+ごちそう

今回イチオシ土産がこれこれ!ピカピカリンのギターバッジだぜ~っ!う~ん。点滅早すぎて目が回るう。それから。。。赤レンガ倉庫の民芸品店『インポート・ラブカ』でみつけたロシアのカード。旧イギリス領事館で買ったPOLICEピンバッジにクラシック・ドー…

エミリーの不在…ピーター・ロビンスン

前作『渇いた季節』よりすっかりバンクスのファンに。 バンクス本人はとても熱血(ロック&ジャズの趣味も抜群!)なのに、ピーター・ロビンスンの語り口はとてもドライで控えめ。こういう文体は理屈抜きで好きだ。 今回は反目する上司一家にふりかかった悲…