2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧
ああやはり原作もいい。 ライトでソフトなハードボイルド。章は短く簡潔。 なのに情景は線画のように鮮明。 映画は小説から漂うニュアンスをよりロマンス寄りに、繊細かつグラマラスに仕上げていっそう香しい。
ウディ・アレンのピュアとオーウェン・ウィルソンのピュア。 あまりのロマンチックにクラクラ目眩。 情熱的でありながら決して流されないニューヨーカー的スマートさに焦がれる。 年を重ねてなお熱意褪せることなく真剣に人生や恋を語るその姿勢は目指すところでもある。 ウディ・アレンは最近自身の小うるさ…
ベルリン銀熊。 父の着替えの手伝い~ジャガイモ食べる~焼酎飲み~水汲み~馬の世話~が5日間繰り返される。 日を追うごとに馬が弱り、井戸は涸れ、ランプが壊れ、家中の火が消滅する。深く暗い未来を暗示しているようだが少し病的が過ぎるように思える(巨匠に失…
ニコラス・ウィンディング・レフンのオリジナル見つけられず、とりあえずリメイク版。 ヴァルハラ~ドライヴからの遡り。 プッシャー症候群…固有感覚情報、迷路情報、視覚情報の統合がくずれ身体の位置関係を修正できない、まさにそんな具合、 末端密売人が仕事仲間友人恋人との関係をブチ壊し…