アキカウリスマキ作品の常習性は特に高い。
毎度のメンバーを見て「ああ」懐かしい気持ちになるし、本当はひどいことをソフトに描きほんわかやさしい。そう。結局やさしさがずっと勝るのだ。
お洒落な北欧イメージを覆す極端に廃れた情景に混乱し、古く辛気臭い小道具に終始戸惑う。
これらは彼の仮想設定なのか?本当のフィンランドの姿を自分の目で確かめたくなる。
モチロン音楽も変わらずカッコイイ。これ見よがし壁に掛けられたジミヘンの特大ポスターに笑。
群れることを嫌い、少しガードが固く、斜に構え、無口で暗い、それでいてとても繊細な人たちを綴った短編集。
情景は異質で唐突で不可思議だが、ごく狭い個人的な充足にとっぷり共感。
淡々と静かな展開だが心情は詳細で余韻深く、癒されるわけではないが読後は妙に心落ち着く。
全く毛色が違う物語なので読む人によって好みがハッキリ分かれるだろう。
自分的には「ゴー・ファイト・ウィン」が最もホットであった。
ストウブ煮込みハンバーグとグリーンカレーをシェアランチ。
地産野菜とこだわり肉がとても美味しい。
グリーンカレーはスっと引けるビリ辛でクセになる。
自家製パテやソーセージ、ピクルスのテイクアウトもあり。
スイーツメニューも充実。
次回カフェタイムに行ってみたい。
物産展最大の楽しみバールデルソーレの出店なし!に大いに落胆激しく落ち込んだが。
例年の3倍くらいのオリーブオイルが並びキョトキョト目移りペロペロ試飲。
キリっと若くて青青しいのが好みなので絞りは簡単、抱き合わせ10パー引きの売り込みに大きく傾きかけたその時、通りすがりの女性から「白バルサミコを炭酸で割ると美味しい」と声かけられアンテナピピーーン!1本をバルサに持ち替え買ってみたやってみた。
「こ!これ!」
スゴイんです。
チョープッシュ。
激暑の夏の夜、この1杯ですっきりリセットできた!そんな気になる葡萄のお酢チカラ。
今回は水牛モッツァレラも買っちゃってオリーブオイルだらだらばくばく食べ過ぎたかも?悪玉コレステロール値チト高し。
最近猛烈にチーズ食べすぎ。自粛。
もはや高学歴チョー美人のデキる女以外無理めなニコールキッドマンと、なにをやらせても器用にこなすリースウィザースプーンが製作も手掛けたセレブ主婦ドラマ。
他にローラダーン(!!)やレニクラの娘、トゥルーブラッドでエロイケメンが過ぎたアレクサンダースカルスガルドらがバッチリガッチリ脇固め。
誰が誰を殺害したのか最後までわからないまま表向き華やかにしか見えないセレブ家族の暗部やナンセンスで滑稽な部分を炙りだす。
常にパワフルで優位に立つ女性陣が圧倒しまくるエンディングはスカっと爽快であるが、ここからどうシーズン2へ繋ぐか難しくもあり興味深い。
脚本ジェームズアイヴォリーのドストライク物件。ピンと響く意味深なしぐさと知的で繊細なセリフが琴線触れまくり。君の名前で僕を呼ぶゲームが究極甘酸っぱくほろ苦い。詩的でもあり感情大きく波打つ。
ネットもスマホもない。寝ころがって書物を読み音楽とダンスを嗜むレトロな時代だからこそ感性研ぎ澄まされた純度の高い情愛が育まれる。ような気がする。
ピーターオトゥールがカブる金髪大人なアーミーハマーとハリー杉山に見えなくもないティモシーシャラメと、ジャブの応酬が次第に激しい炎に包まれる様に心ざわつく。
館内は女子率メチャ高し。
予告にリマスター版モーリス登場。リバイバル上映されるらしい。若きヒュー様がとんでもなく甘い。
これもアイヴォリー節炸裂であるが、コチラは抑圧と禁断と絶望の時代を描く。
合わせ技2本!
前半は大いに引っ掻き回し全員怪しく描いて惑わされるが、後半はピースをひとつひとつキチンと埋めて納得の結末。
さすが疑問残さずまとめてナンボの英国ドラマ。
キョーレツな個性顔ばかり集めたのも大きなインパクトを残す要因。
とはいえストーリーはどこか二番煎じの寄せ集めで記憶に留まりにくい。
狙っていた大松沢家お隣レストラン。
メニューが多種多様。迷いに迷ってスープカレー。友はタコごろごろパスタ(自家製パン付き)。食後カタラーナ。
スープカレーはかなり好み系だが山菜てんぷらのトッピングは暴走感アリ。ゆるんだ衣が邪魔。山菜も素揚げであればおそらく「お!」であったろう。
大松沢家のダッチベイビーといいデザートの狙いはかなりいい線。
平日でありながら予約含め満席。は大いに納得。
狙いがおもしろい。ゆっくりできる。きっとまた行く。