天井桟敷

食。映画。音楽。本。旅。そしてベタ。

悪意の糸・・・マーガレット・ミラー

悪意の糸
http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488247089
途中犯人はおおよそ割れるが、人物情景描写の巧みによりいよいよ結論など些細に思える。
不倫してる人間が善き人として描かれていたり、刑事が平気で職権乱用したり、その意外すぎる設定にやられる。
ここまで読むとなんとしても全作読み切りたいが、創元推理文庫の再版をひたすら偲び祈るのみである。