2015-05-25 まぼろし えいが マ行 映画・テレビ つい観そこなった。オゾン初期作。当然スイミングプールの頃よりランプリングはずっと若く。同年代の女性より現実離れした妖艶美が漂う。長年連れ添った夫の失踪による深い喪失感は現代においてなかなか共感し難いが、義母との確執や軽い男のやりとりが抜群のリアリティーを醸す。独特のツンとすました香がやはり心地よい。