クリストフ・ヴァルツがすばらしい。文句無しの助演男優賞。
タランテイーノ。大好き度。更に加速。
緊張漲るシーンの多用にもかかわらず、力の抜きどころが絶妙で自由奔放な茶目っけも相変わらず。
文句無し、ハズレなし、期待を裏切らない監督のひとりである。
今回殊更コトが整然と進む中にあって、その変わらぬ情熱とパワフルな姿勢は衰え知らず。
ブラピ以外皆一貫したスタンスで統制がとれており、その人選、演技力は感動の域。
逆に主役の゙ラピが随所で均衡を崩し、最後まで浮いてそぐわない印象が残る。のが惜しい。