天井桟敷

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静寂の叫び … ジェフリー・ディーヴァー

静寂の叫び 上  /ジェフリー・ディーヴァー/著 飛田野裕子/訳 [本]

交渉人と犯人と聴覚障害者の人質のお話なのだが、全体的に雑な印象。

交渉人には正直マッタク魅力を感じないし。

聴覚障害のある人質は『暗くなるまで待って』のヘプバーンと妙にダブる。

犯人もとりたてる程の変わり種ではない。

犯人に刃向かう人質と主犯の攻防シーンが唯一の山場で、さすがにココはグイと読ませるも。

その後に続く毎度お馴染みオマケ部がどうにもイケない。

ページがタップリ残されているのがわかった時点でかなりウンザリ‐ウザったい。

なんだかチョイと飽きてきたなあ。