猥雑な町。列車。色彩。絵画。人なつこい瞳。やたら背景が楽しいスゲーぞ!インド!!なロードムービー。
列車の外装‐客室の美術がウ―ン‥スゴイ。必見。カップやお皿の絵柄もステキステキ。基本現地調達。どんな棚も装飾品も現地の職人が希望通りに仕上げてくれたらしい。
選曲もニヤニヤするほどニクイ。
前作『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』ではバラバラ家族のバラバラ具合をひたすら描いていたが今作。三兄弟の底にはしっかり情が敷き詰めてあり。なんとなくハッピー。これでいいのだ。
ギャハハではなくフフフ…な笑いがそこかしこに隠してあって。最後までワクワクでウキウキ。
それにしても。オーウェン・ウィルソン。復活。
元気になってよかった。