天井桟敷

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毛皮のエロス

毛皮のエロス:  ダイアン アーバス 幻想のポートレイト

ニコール・キッドマンお馴染み変わりネタに挑戦!モノ。であるが。
やはりアカン。
なにがイカンのか?

今回もまたまた中途半端。
その美しさの対極にあるべきグロの部分が相当なまぬるい。
せっかくの変態。フェチ。フリーク。が「姫ともあろう者
がそれはいけませんぞよ。」ガードで水の泡。
見せなきゃならない部分を出し惜しみするんなら最初からやるな。て話。
共演者にも大変失礼である。

毎度それが足かせになって全てが台無し。の繰り返し。
ストーリーはまあイイ線いっていただけに体当たり女優でやってほしかった。


こうしてみると。
頑張りやさんのトム・クルーズと実によく似ているんである。
役者の幅を広げるつもりでキャラ以上の役に食らいついちゃうとこ。とか。
やりたい気持ちはわかるが周りがそれを許さないし、力量的にムリ。
抜きんでた正統派なんだから。その道を極めてほしいのよ。