天井桟敷

食。映画。音楽。本。旅。そしてベタ。

えいが カ行

ガリバー旅行記

ジャック・ブラックかわゆス~歌うまス~ひっくりかえる様おもろス~ てな具合にジャック・ブラックをひたすら愛でる映画なわけです。

クレイジー・ハート

芸能界で掃いて捨てるほど転がってるバナシではあるが。 なりきりカントリー歌手ジェフ・ブリッジスは正解。そのまま歌出しちゃえば?程声が いい。ステージパフォーマンスもイケる。 あるあるストーリーをひとりでアカデミーレベルまで牽引した、とも言える。 カリカリ痩せた骨皮コリン・ファレルにビックリ。…

(500日)のサマー

ライアン・オニールかウエンツか、みたいなフニャ顔優男ジョセフ・ゴードン=レヴィット君。 極端に肩幅狭いわ、歌も踊りも下手くそ(役?)なのだが、見事に超草食を演じきった。 インセプションでは重要な役でありながら、終始控えめライトな演技で逆に印象深い。 恋を美化しすぎたロマンチスト君が、我…

クリーン

不器用な母を演じる常磐貴子とYOU似のマギー・チャン、純粋な目をした愛くるしい子役が、退屈なストーリーをある程度の水準に押し上げた作品。 内容はかなり食い足りないが、魅力的マギー・チャンをひたすら目で追い、かろうじて及第。

グラン・トリノ

イーストウッドの静かで確かな目線は相変わらず冴え、 決して一所に留まらないアウトロー精神に貫かれている。 悪しきを叩き弱者を助ける戦いはまだまだ続くんだろう。 許されざる者のジーン・ハックマン。 ミリオンダラー・ベイビーのモーガン・フリーマン。 そして今作ではジョン・キャロル・リンチが渋…

ゲット・スマート

さすがスティーブ・カレルは笑える。 体重を落としたアン・ハサウェイの目がますますデカく際だち美人に見える。 ドウェイン・ジョンソン、演技がうまくなってきた。 そんなとこかな。

クローバーフィールド

全編手持ちカメラ。ひとりがカメラを回し続ける設定。 成功例はブレアウィッチ。 パニック系はかなりムズカシイ。迫力と詳細に欠ける。 しかもストーリーがイマイチ。孵化直前のニワトリのヒナにしか見えない怪獣もイマイチ。 愛の物語のような~怪獣映画の…

毛皮のエロス

ニコール・キッドマンお馴染み変わりネタに挑戦!モノ。であるが。やはりアカン。なにがイカンのか? 今回もまたまた中途半端。その美しさの対極にあるべきグロの部分が相当なまぬるい。せっかくの変態。フェチ。フリーク。が「姫ともあろう者がそれはいけま…

ゴーストライダー

ニコラス刑事。それ。ムリぽ。どんな演技力をもってしても。むりむりむりむりむりったらムリ―――――!!いっそ全編ドクロ顔で声だけ出演にしちゃえばよかったのに。キュートな青年。どーしたらこの顔になっちゃうわけ?エヴァ・メンデスも!ピーター・フォンダも…

カポーティ

とにかく!フィリップ・シーモア・ホフマンがすばらしい!のひとこと。ますますこの人に憑かれる。ゲイのしぐさ。作家の卑しい匂い。金属音的な声。嘘つき。姑息でえげつない。 しかし時折そんな自分を恥じる弱さをちらと滲ませたりもする。“IN COLD BLOOD”…

キンキーブーツ

『フルモンティ』や『カレンダー・ガールズ』を見ていなければ、心ほのかに温まる軽めのコメディとしてそれなりに楽しめたかも。 残念ながらそのパターンでその調子であった。さらに出だし『実話に基づいた』は反則技です。 しかし。ドラッグクイーン系は私…

カサノバ

フェリーニのドナルド・サザーランド演じる重厚なカサノバとはまさに対極。羽毛のように軽やかでとにかく「あっまぁ~~~~~い!」ヒース・レジャー。まあ…それはそれ。これはこれ。ラッセ・ハルストレムの作品はいつも『風』のイメージがつきまとう。“ギ…

隠された記憶

突然送りつけられた隠し撮りビデオ。 不穏な空気がゆっくりじわじわ流れ、やがて息苦しくなる。 長回しの多用、一瞬の赤い衝撃! 6歳の子が犯した罪にもまったく容赦なく罰を与える理不尽さにぞっとする。 犯人の徹底して陰湿な仕掛けとストーカーぶりは最…

クラッシュ

『ミリオン・ダラー・ベイビー』の脚本ポール・ハギスが監督。日々起こりうる人種摩擦をいくつかつなぎ合わせていくうちに、人間関係が微妙な輪になって浮かびあがってくる仕組み。点と線はつながったけど…な~んとなく食い足りない。。。マット・ディロン演…

吸血鬼ドラキュラ

ついに手に入れた。『帰ってきたドラキュラ』と共に廉価版で登場だ!もったいなくて一気に見れぬわ‥。 幼少時。季節は夏。テレビで何作か見た。どの作品かよく憶えていないが『血を吸うドラキュラの目が赤い』と『なぜか咬まれる美女達がうれしそう』の不思…

キング・コング

2006年初ゴング。期待のピーター・ジャクソンだったが…。前置き長すぎ!髑髏島へ行く前にくだらんことで時間浪費しすぎ。 そしてサゲサゲな俳優陣。 絶叫マシン!ナオミ・ワッツ↓↓↓…三流女優役とはいえ、あそこまでブロンドバカ美女に徹することはない。 エ…

コニーとカーラ

ニア・ヴァルダロスが相変わらずの軽快さとユニークで引っ張る。(トム・ハンクス好みのいい人ぶり) あはは‥とみるにはもってこい。トニ・コレットのでかい口(輪郭くっきり唇)はりっぱにおネエ系で、その道で堂々食っていける設定も難なく納得。ドラック・ク…