脚本ジェームズアイヴォリーのドストライク物件。ピンと響く意味深なしぐさと知的で繊細なセリフが琴線触れまくり。君の名前で僕を呼ぶゲームが究極甘酸っぱくほろ苦い。詩的でもあり感情大きく波打つ。
ネットもスマホもない。寝ころがって書物を読み音楽とダンスを嗜むレトロな時代だからこそ感性研ぎ澄まされた純度の高い情愛が育まれる。ような気がする。
ピーターオトゥールがカブる金髪大人なアーミーハマーとハリー杉山に見えなくもないティモシーシャラメと、ジャブの応酬が次第に激しい炎に包まれる様に心ざわつく。
館内は女子率メチャ高し。
予告にリマスター版モーリス登場。リバイバル上映されるらしい。若きヒュー様がとんでもなく甘い。
これもアイヴォリー節炸裂であるが、コチラは抑圧と禁断と絶望の時代を描く。
合わせ技2本!