天井桟敷

食。映画。音楽。本。旅。そしてベタ。

神のゆらぎ

youtu.be

あーーもうグザビエドランには反射的手伸び。
ところが肝心のドラン。
窮屈感がハンパない。
彼は与えられた役だけではギラついた輝きを噴射することができない。
つまりこの役は他の誰かでよかった。
今、信仰の是非に関してあなた自身の御判断を。的曖昧投げはいかがなものか?と。
制作側の強いメッセージを示すべきだった。
そこに賛否を重ね見した方がよりインパクト大。
多くの事例を盛りすぎてうまくまとめる努力だけが際立ち、壮大な神の問題提起そのものが浅く浮いてしまった印象である。