天井桟敷

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2015.11.24 京都

格安航空券の都合で京都舞い戻り。
八条口近ホテルが取れたので、アサイチ東福寺へ。
紅葉時期拝観時間繰り上げ8:30~しかも連休明けの平日だが、地方の常識など全く通用しないのが京都。
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観光バス着々、どんどん吐き出され押し寄せる観光客の波また波、警備の方が左側通行の協力を懇願絶叫。直前に見たブログでは夜間終了間際がオススメとあったがもう遅い。
例年であれば紅葉ど真ん中見頃のハズだが?温暖化のせいか中途半端な発色、彩度はかなりビミョー。岩手の山々を見慣れているので迫力不足は否めない。この人混みを秤にかければ以後、季節にこだわらず空いてる時期時間帯、じっくり国宝に絞っていい。
15時には駅前発空港バスに乗らなければならないため買う食べポイントへ電車を使って急いで移動。
1日乗り放題バスカードは確かに安いが無駄な時間ロスは倍以上。
とりあえず一保堂で一服しながら計画を入念練り直し。
コチラも淹れ方指導を受けて自分で注ぐ方式、麗し生菓子と共にいただく。とてもおいしい。
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峰の紅葉。とな。
定休日を連休明けに振り替える店がよくあるため、以前入り損ねた美齢(予約必須の中華)に出向く前、電話を入れてみたが案の定応答なし。やはり京都では予定が決まった時点の予約が間違いないルール。
経験上こーゆー場合無理は禁物。極力移動範囲を狭め昼食はルートから逸れることなく直観に頼る作戦。
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御所前をテクテク通過し甘楽花子を目指す。途中、花もも(http://www.adc-net.jp/hanamomo/)なるかわいらしい暖簾発見。蕎麦ならハズレでも懐ダメージは少ない。11:30だが既に先客3名。入店直後さらに3名。オススメを聞いてみると「どれでも」と言う返答だったので限定(に弱い)田舎蕎麦を注文。つゆの他に塩付き。塩がよく合う蕎麦だが、つけナシでもイケるほどコシが強く極太、噛みしめるほど(ツルリと飲めない)美味かったのでざるも追加注文。ん?コチラは少し茹ですぎ?やわらかい。そばつゆと薬味の追加がないため振り塩で完食。田舎蕎麦であれほど威力を発揮した塩も柔らか蕎麦にはむしろ異物。
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1枚目でまずまず満足を味わったので足取り軽く甘楽花子に向かう。
徒歩7,8分ほどで店頭着。不安的中、休日振り替え休である。ギリギリの行程であればむやみに歩き回らず電話して確認すべきところだが京都はブラブラもまた一興。場所も覚えたし地下鉄丸太町駅脇で使い勝手もよいので次回のお楽しみに取っておくことにする。
気を取り直し最終目的宮川筋 蒼穹(ソウキュウ)へ大きく舵取り。
花子でお茶とお菓子。の時間が浮いたので、以前何度も素通りしていた建仁寺に立ち寄り外側グルグル回った証拠を写真に収める。
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そこから鴨川に出て5、6分ほど川沿いを歩くと暖簾が見えてくる。
店構えも品物も伝統より今風を感じる。
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おいしければ何でも受け入れる。しかも希少を追う自分のような者には格好のタイプ。
どれも小ぶりの小袋1点買いなのでアレコレ複数種をこまごまチョイス。
これにて今回の旅は全て無事(?)終了。
やり残し買い残しはまだまだあるが、次回さらに新たな店が加わるであろう京都の楽しみは底なしエンドレス(何度来ても楽しい)。