天井桟敷

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クリスマスのフロスト … R.D.ウィングフィールド

クリスマスのフロスト (創元推理文庫)

ゴチャゴチャ込み入ってるように見えるが、実はフロストがドタバタしているだ

けで、読み手側の混乱は一切ない。

むしろ軽い。軽快なので長さが全く気にならない。

フロストは隙だらけのオッサンであり、序盤からすんなり親近感を持つことが

できる。

コテコテのオヤジギャグで緊張弛め、肩の力が抜けたリラックス状態で進行して

いくのでスイスイ読みやすい。

後味スッキリ爽快だったので続編を買った。