天井桟敷

食。映画。音楽。本。旅。そしてベタ。

セックス・クラブ

この邦題はいかがなものか。原作がファイト・クラブの作者という繋がりが、おそらく。

インタビューでも触れていたけど主要俳優が的確に適役。

サム・ロックウェルはとてもいい役者だし、アンジェリカ・ヒューストンはいくつになってもカッコイイ。

ケイト・ブランシェット似のケリー・マクドナルドも、よくやったと言いたい。

セックス依存症ストーリーがシルアスとコメディの間を縫って粛々と進む。

ロイヤル・テネンバウム様のアンジェリカ演じるクレイジーな母がいい。好きな人物像だ。

惜しむらくは終盤の端折り。

ええ?と思っているうちエンディングロールが流れ始め、チョイとあっけ。不完全燃焼。