ライアン・オニールかウエンツか、みたいなフニャ顔優男ジョセフ・ゴードン=レヴィット君。
極端に肩幅狭いわ、歌も踊りも下手くそ(役?)なのだが、見事に超草食を演じきった。
インセプションでは重要な役でありながら、終始控えめライトな演技で逆に印象深い。
恋を美化しすぎたロマンチスト君が、我が道突き進む女に思いっきり振り回され、ヒドイ仕打ちを受けてバッサリ捨てられる残酷物語。
ひとりよがりの妄想家で仕事も未練もナヨナヨ女子系で痛々しい。
深く傷つき、どん底からなんとか這い上がり、最後に見せるチョイとした成長ぶりにやれやれ吐息、がんばれ菜食!思わず目を細める。
それにしても男のメス化、女のオス化は世界的に進行しているんだな。