認知症の父を抱える中年兄妹の話である。
内容が硬質で役者も地味に徹し注目度は低いが、共感度はかなり高い。
学者肌の秀才演じるフィリップ・シーモア・ホフマンはピカイチ。
自分を過大評価したがり等身以上でありたがる妹役ローラ・リニーも負けず劣らず。
この妹が殊更よく描かれている脚本がすばらしい。
介護する立場を飛び越え、自分が介護される側に回る未来をぐっと身近に感じた。
認知症の父を抱える中年兄妹の話である。
内容が硬質で役者も地味に徹し注目度は低いが、共感度はかなり高い。
学者肌の秀才演じるフィリップ・シーモア・ホフマンはピカイチ。
自分を過大評価したがり等身以上でありたがる妹役ローラ・リニーも負けず劣らず。
この妹が殊更よく描かれている脚本がすばらしい。
介護する立場を飛び越え、自分が介護される側に回る未来をぐっと身近に感じた。