天井桟敷

食。映画。音楽。本。旅。そしてベタ。

いのちの食べ方

いのちの食べかた

家畜は生まれるずっと以前から既に家畜であり、

選択もなければ尊厳もない。

作物は強引に育てられ根こそぎ引き抜かれる。

人間のためだけに生まれ育ち搾取され尽くす。

食の全てが管理され合理化され利益の上に成り立っている。

この構図はもはや確立され不動であり、過去には戻れない。

せめて知っておくべき。

命に感謝とは違った意味合いで、食卓が厳かな空気に包まれる。