天井桟敷

食。映画。音楽。本。旅。そしてベタ。

その男は、静かな隣人

その男は、静かな隣人

ダサすぎクリスチャン・スレイターに驚く。

悲観と絶望と精神異常の果て銃をブッ放す。

そんな具合の流れに新鮮味はマッタクない。

予想通りの展開と結末は拍子抜け。

女を武器にのし上がったエリシャ・カスバートを徹底的に弄ったらずっとおもしろくなったはず。

絶望を野望に変えるハングリーさ。みたいな。

主役を喰ってはしょうがないが、もはや彼にメインの華はない。