いやはや今回もまた悪の深イイ話に酔いしれる。
コレを引き継いできた歴代監督及び俳優達には毎度感服する。
暗黒ジョーカーの闇を完璧に演じきったヒース・レジャーは言うまでもないが。
あのクールで甘くスマートなアーロン・エッカートの醜悪さに至っては臭いすら感じられるほどであった。
そしてクリスチャン・ベールというオトコ。ほんとにバットマスクがよく似合う。
長尺ではあるが山谷の後さらに起伏あり。ねっとりジワジワ楽しめる。
「手を抜かず。どこまでも追いかけろ。犬を放て。」の長ゼリフにダークヒーローの悲哀がたっぷり込められており、あゝ‥と思わず口からため息が漏れる。