天井桟敷

食。映画。音楽。本。旅。そしてベタ。

酔いどれ詩人になるまえに

酔いどれ詩人になるまえに

嗚呼…マット・ディロン…。
であった。

メタボ??胸毛??無精ヒゲ??
甘――――くて。細―――くて。神経質なナイスガイから卒業ってわけだ

物語は定石。
安い酒。安いタバコ。安い女。自堕落な生活。
必ずこーゆー生活がイカしてると思ってる輩がおる。
いつの時代にもおる。

この手の映画は数々あれど。
『リービング・イン・ラスベガス』はいい。
どこかで“救われたい”邪心は一切なし。
酒と女に溺れて死ぬことに本気で挑んだ男の話である。