天井桟敷

食。映画。音楽。本。旅。そしてベタ。

M:i:III

3作中、最もパンチが効いていてカットのキレもよかった。後に続くファースト・シーンもなかなか効果的に使われていたしね。なにせ全く新鮮味のないパターン化された話をいかに見せるか!だけ勝負なんで、正に監督のウデ次第。その意味では十分に楽しめた。JJエイブラムスって『LOST』の監督らしいけど、俄然見てみるか~って気になった。
今回のトムはよく走り、飛んで登って格闘し、戦闘まで実にいい動きだった。やっぱバイクや車なんかのマシンにどっぷり頼ってちゃあいけない。
そしてなんといってもフィリップ・シーモア・ホフマン!!おもしろかったな~と思った映画で何度も見かける顔。3作中最高の悪役。
最後までグレーゾーンに置かれていたすきっ歯ローレンス・フィッシュバーンの、そこにいるだけで重圧!の存在感もバッチ健在。

あ…それからエンディング・テーマ曲。なんだかすげーカッコえ―と思っていたらカニエ・ウエストざます。相変わらずの超冴えセンス。
それにしても…てっきり混んでいるものと初回30分前に到着したのだが、結局半入りだった。。。それでもウチの息子はキラキラ瞳を輝かせすっかりトムに夢中。でももうこれ以上は絶対!無理無理!頼むからこの無邪気なファンのためにも現役引退して、普通人
イーサンおじさんとしてスクリーンにもどってきてくれたまえ