天井桟敷

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シークレット・ウインドウ

久々にキング映画を観た。う~~~ん。ダシがきいてない。全然怖くない。深みがない。役者は揃ってるんだけどね。さすがジョン・タトゥーロはピン。ジョニー・デップは弱い。そして…あの線が細くて華奢で神経質そうなティモシー・ハットンに驚!!!すっかりおじさんじゃんか!!今までどこでなにしてた?…チョイ調べたら…舞台やってたんか…。こんなに長いブランクがあって、すっかり変わってしまった彼を目の当たりにしちゃ彼が出るたび気持ちが全部そっちにもっていかれちゃって、気が散るチルミチル。確か…ずいぶん前、彼ってキングの『ダーク・ハーフ』の主役に抜擢されて…イロイロあって…結局完成したんだっけ?頓挫だっけ?……え~っと…あらあら完成してました。フムフム評価も高い。見てみたいけど買うまででもないし。

キングの映画化ってすごく難しい。キングのホラーは人間がよく書き込まれてるのだ。なもんで人物を丁寧に描きつつ「ぎょえ~~っ!!」な恐怖を同時に2時間枠に織り込むのが実に困難であるのだ。

何本か見たキング映画の中でよかったモノ筆頭は『キャリー』!!『クジョー』『クリスティーン』『ミザリー』と続き…キングが激怒した『シャイニング』。確かにこれは彼の最高傑作で2時間枠では到底語りつくすせない。しか―し。小説から少しばかり距離をあけて純粋にキューブリックのホラー映画として観れば、きっちり映画時間枠に納めたのも驚異的だし、最適(特に息子ダニー)!な配役と演技指導。なにより美術、音響においてかなりな完成度の仕上がりであった。

愛するキングとその映画についてさらに語りたくなった。…つづく。