天井桟敷

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アムステルダム…イアン・マキューアン

アムステルダム (新潮文庫)

かつて同じ女を愛した男達がボケて死んだ女性を熱く懐かしむ‥かったるい出だし。

彼らは友人であったり、仕事上つながっていたり、しだいに互いの傲慢やら、エゴやらセコさの絡みあいに発展。各界で活躍する男達が人生の下り坂で勝負をかけるも、大なり小なり破滅的ラストへ向かってしまう話。

気取った語り口が多少気になる。

プライド高き知識人を自認する男達が激昂し沈んでゆく様が淡々と書かれていて、最後、しょーもない男のしょーもない妄想で締めくくられ。後にむなしい風がゴーゴー吹きあれるばかり。。。なブッカー賞