天井桟敷

食。映画。音楽。本。旅。などなど。

えいが ヤ行

ユートピア

ブラックなユーモアでグラグラ均衡を保ちつつ危ない橋をどんどん渡るが、ついに子供を殺人に絡めて一線を越えた。ものすごく刺激的で視覚的にも刺さるがやはり倫理は問われるところ。ラストはよくもやってくれたオチだが、当然シーズン2へと続くらしい。この手のアレにきれいご…

4番目の真実

TVシリーズの棚にポツンとあったトムセレック。初めて目にしたが、調べたらシリーズっぽい。よく言えば古き善き泥臭刑事もの。お年を召されてるので無難路線(無理を強いて痛すぎシュワちゃんスタローンよりずっと潔い)安全経路。バートレイノルズぽいけどずっと田舎臭い(失礼)。

約束の地

アレだ、と思って借りたものがとんだ勘違い。この広大な荒野がどこなのか(後調べてパタゴニアと判明)、どこを目指しどこへ連れて行かれるのか、男と共に彷徨うこととなり臨場感2割増し。音楽はほぼ使用せず、見えるまま草木を揺らす風音、足音などが放浪の先の漠…

ユー・ウォント・ミー・トゥ・キル・ヒム

久々のブライアンシンガー(製作)漫画のようなホントの話。高校生がここまでやるか?と驚く。これほど深い病みが放置される不安はぬぐえない。

夜のとばりの物語~醒めない夢~

http://www.ghibli-museum.jp/yorutoba/ 繊細で鮮やかで涼しい。フランス語がやわらかく心地よい。 真夏の夜長にピタリ。 ミシェル・オスロ他作品も併せて観たい。

預言者

いわゆるムショものであるが、アメリカ的無法閉鎖空間におけるいざこざバイオレンスではない。 読めない書けない無学なアラブ青年が脅され利用され、しだいに処世術を会得し度重なるピンチを辛くもすり抜け徐々に己の道を切り開く様を描く。 序盤は逃れられない圧倒的力関係…

闇の列車、光の旅

メキシコという国の現在が数十年前とまったく変わりないことに驚く。 貧困、ストリートギャング、不法入国、危険をかいくぐって無事国境越えてなお貧 困から抜ける術などなく、どっちに転んでも負を背負ったまま未来を生きる定 め。 当然若さに希望はなく。どうしようも…

やわらかい手

マサカ?が確信に変わり。ラストの大人っぷりに感心す。バアチャンが。前髪切ったあたりから次第にイケてるオバチャンに豹変。年齢を超え人そのものの圧倒的魅力に引きつけられる。ミック・ジャガーの恋人でもあったマリアンヌ・フェイスフル。ナルホド内側からヘビーな輝きを放つ。風俗店。ゴッドハント…

4ヶ月、3週と2日

2007年。ノーカントリーを押さえてカンヌ‐パルムドール受賞である。 1987年チャウシェスク独裁政権下のルーマニアが舞台。 ルーマニアの風景は大変興味深いが時代背景をつつくのはあまり意味がないように思う。 要は。 注意を怠り妊娠してしまったしょーもない自己中女子大生が、ルームメイトの義…

酔いどれ詩人になるまえに

嗚呼…マット・ディロン…。であった。 メタボ??胸毛??無精ヒゲ??甘――――くて。細―――くて。神経質なナイスガイから卒業ってわけだ。 物語は定石。安い酒。安いタバコ。安い女。自堕落な生活。必ずこーゆー生活がイカしてると思ってる輩がおる。いつの時代…

40歳の童貞男

シモネタ満載、最後までこの調子かと危ぶんだが。 つなぎの選曲がすごくいい。…もんで、ASIAのポスターの伏線から『heat of the moment』の曲で突っ走るシーンあたりからツボにハマる。 以降後半はゲラゲラ相当おかしい。 極めつけ!!ラストのミュージカル『a…

焼け石に水

またまたシビアなオゾンにシビレる!! 50男と彼をけなげに愛する20歳の青年。 男×女であろうが、男×男であろうが、愛し合う→飽きられ→捨てられる‥パターンは共通なんである。 この50男、新しモノ好きな欲望は当然。つ―信念の持ち主。 なじられた挙げ句「仕…