天井桟敷

食。映画。音楽。本。旅。などなど。

えいが ハ行

ハップとレナード シーズン2

youtu.b 終わってみれば単純な結末だったが、奇しくも現在アメリカを揺るがす根深い人種の壁と溝を絡め濃厚な人間模様を描く。 情が深く正義感が強い幼馴染の互いの信頼っぷりは益々強固で揺るぎない。 シーズン3が実に待ち遠しい。

ハップとレナード シーズン1

youtu.be アマゾンプライムを絞りつくす。 fireTVスティック購入、あっという間にリスト山積。 手始め危険なふたりをチョイス。これが大穴、アメリカTVシリーズとして久々大ヒット。 小説もなかなかの人気らしいが1988年テキサスの田舎、日雇い労働、根強いヘイト、幼馴染の腐った友情とユーモアの妙…

はじまりへの旅

hajimari-tabi.jp 資本主義を忌み嫌い、子供たちと獣を狩り家畜を育て、森で徹底した自給自足生活を営み、自衛訓練と高等教育をも叩き込む。父を演じるヴィゴがやっぱりすごい。 父の期待に応えようと必死に頑張る子供達は皆愛らしく、対峙する妹夫妻、祖父母…

ブリッジ シーズン3

youtu.be 相変わらず誰に対しても容赦ないキビシイ仕打ち。目が離せない途中で止められない、も前シリーズ同様。回を追って怪しすぎる変人を次々投入、最後まで読ませない仕様。サーガの経年変化が自然(年相応)で人物像に深み増し。難しい人物名も一度見たら忘れ難い…

ブルックリン

www.foxmovies-jp.com 家族の絆、信仰、貞操、勤勉、真面目、ほんの少し以前。アメリカにもそんな時代があったねと。異常な事件事故殺人テロまみれの映画界に古き善き清涼剤一滴。純粋に清々しくウエストサイドの時代へタイムスリップ。単純な絵本昔話を見てるようでヒロインの心情…

ヘイル、シーザー!

http://hailcaesar.jp/古き華やかハリウッドのオマージュとパロディの融合。終始クスクス時折大爆。飛び抜けたユーモアセンスと絶妙の抜け感と軽快なテンポ全て満点。ひとりハードボイルドのジョシュ、ウザさ満載暑苦しすぎるジョージクルーニー、エロかわスカヨハ、訛りキッついカウボーイ、そして燦然輝くチャニン…

ヘイトフル・エイト

http://gaga.ne.jp/hateful8/top/平日であっても、長尺であっても今すぐ見たい。古き悪しき西部、8人の女たち(フランソワオゾン)風舞台チックな密室劇、いつものヤンチャなメンバーによる飽くなき悪ノリ、コミックばりスプラッター、瞬殺、ゲス&ヘイト、そして今回も音楽には深ーく共鳴、ま…

フレンチアルプスで起きたこと

序盤ドキュメント風シリアスな映像とギャグのギャップに戸惑うが、じき狙いが笑い飛ばしにあると気づきシュールなネタを存分楽しめるようになる。当事者の笑えない状況が深刻さを増すほど笑える。カッコイイパパ像崩壊直後はあまりの体たらくに幻滅し誰もが破たんを覚悟するが、それ…

ブロードチャーチ~殺意の町

https://youtu.be/zNGobxbskl8衝撃度で言えば北欧に敵わないが、何度もひっくり返し蒸し返し10本引っ張ることなく4本短期解決が嬉しい。最近流行り(か?)の変顔ズラリ。後半重要ワードを繰り返しダメ押した時点で犯人判明。ひと声で足りたのに。残念。シリーズとして…

フォックス・キャッチャー

かなりフィクション性が強いらしいが、やはり映画は魅せてナンボ。そういう意味で完成度は高くドラマチック。金では決して手に入らないもの、大富豪のもとに生まれなくてよかった仕立て。マークラファロがとても素晴らしいが、あのマジックマイクがゴリゴリのイモ兄ちゃんを演じ…

ビッグ・アイズ

ケチなペテン師ヴァルツ!そしてウブなエイミー・アダムズのふたりは息もピタリ(柔軟)文句のつけようなし。心配の種はティムバートン。ファミリーと決別?足を洗ったのか?一体この先何処へ向かうのか?方向性も力配分もかなり不透明。得意じゃない不慣れなジャンル。それなりに仕上がってい…

FRANK フランク

感性に訴える技法にとりたて目新しさはないが、ほぼマイノリティでピュアに生きる人々のはかなさともろさをふんわり泡立て、軽めお洒落なデザートに仕上がった。 このような種と俗物は決して交わることはなく、ガラスケースに入れそっと見守る以外手段はない。

ブリッジ シーズン2

シーズン1の呪縛を引きずったまま新たな事件突入。 デンマークとスウェーデンをつなぐオーレンス橋の夜景は長く暗く冷たく美しい。 人格障害気味のサーガ、魅力的で女にだらしないマーティンは無論、登場人物ひとりひとり細部まで丁重に描かれており、必要以上感情移入してしまうが決…

ハンニバル

羊たちのレクター、若き日の物語。 マッツはピタリ。及第点以上。 グイグイ押しの強さはないので間を開けジワジワ観てかまわない。 しかし回を追うごとエグ味が増すので奇天烈な残虐が苦手な方はご遠慮願いたい。

ブルー・ジャスミン

http://youtu.be/qQYXSUiyVNg セレブと無一文のギャップは強烈な軋轢を生じ、染みついた贅沢と高慢とプライドを振り払うことができず人生は転がり落ちてゆく。 ウディアレン特有のガス抜きがなければ、最初から最後まで痛すぎて正視に絶えない。 そもそも素がセレブ美人のケ…

ブラインドネス

前述、白の闇、の映画化。 原作をうわべなぞっただけの脚本、難易度高い盲目の演技ができない俳優、退屈な映像、全て原作台無し。 中盤以降友人から伝授された2倍速鑑賞。苦痛恨の極み。

ブリッジ

アメリカドラマの行き止まり閉塞感をぶち破ってぶっちぎり北欧は勢いに乗っている。 主役はヒーローあるいは浮いたり突出した目立ち感がなく、個性だったり欠点がよく見渡せる。 ずっしり重しが乗っかってる加圧感が心地よい。 それにしても下半身の露出(ぼかしまくり…

ぼくを葬る

冒頭からオゾンの分身であると強く感じる。 マイノリティであっても人類最大の本能、子孫を残す思いは同じ。 身勝手は生存本能。祖母とかわす鋭利な会話は刃の如く哲学的だ。 微々たる充足、寂しくささやかであるが、満ち足りた気持ちに包まれ自然に還る、穏やかな死…

ヒストリー・オブ・バイオレンス

観たい観たいと切望していたコレ。レンタルショップでついに発見 !! クローネンバーグもヴィゴも決して裏切らない。 このラストのためにヴィゴは必須だったとも言える程。震える。 バイオレンスが深い。イースタン・プロミスと双璧。 裾を少し崩し意地悪く茶化すとタランティーノやロドリゲスに変形する。…

ヘイヴン シーズン2、8~13話

突然エッジがグイグイ割り込みめでたく準レギュラー入り。ヨカッタ。WWEで鍛えたウソかマコトか危うい自然体演技が魅力。 引き替えジェイソン・プリーストリー君とは短いつきあいであった。またいつかどこかでお目にかかりたい。 そろそろナゾをナゾのまま引っ張り続ける限界に近づいている…

ヘイヴン シーズン2、1~7話

WWEを退いたエッジがリング上で出演の番宣、すわ!ロックに続く?今かまだかどんな絡みか?すごく楽しみにしていた、のに。出演ほんの5分しかもチョチョイのチョイ役、彼はこの先もう登場しないのか??誰か教えて! はさておき、シーズン1の勢いに衰えなし。すごくオモシロイ(好きな人は…

ブロンソン

キューブリック好きは間違いなくツボにハマる。 しかし隠し球や多彩な変化球操るキューブリックと違いニコラス・ウィンディング・レフンはあくまで直球にこだわる。 センスで言えばキューブリックの圧勝だが、必要最小限に押さえた装飾は揺るぎなき硬い信念を際立たせむしろ好感度高し。 根本は同じ…

プッシャー

ニコラス・ウィンディング・レフンのオリジナル見つけられず、とりあえずリメイク版。 ヴァルハラ~ドライヴからの遡り。 プッシャー症候群…固有感覚情報、迷路情報、視覚情報の統合がくずれ身体の位置関係を修正できない、まさにそんな具合、 末端密売人が仕事仲間友人恋人との関係をブチ壊し…

ヴァルハラ・ライジング

ドライヴ(新作)観たい観たい!気持ちをググとこらえ、予習用ヴァルハラ(新作だが7泊)を借りる。ドライヴは余裕を持ってじっくりモッチリ味わいたいもの。 やはりこの監督、ナニか持ってる感ありあり。 それにしても細かく仕切られた章の言わんとするところは理解できる。が…

フライトナイト/恐怖の夜

元祖の評判がかなり高かったので期待していたのだが、 エロさグロさエグみユーモア、どれを取っても標準以下。にも程がある。 そもそもディズニーが扱うジャンルではないし、今時こんな人畜無害ホラーを作るな んてどうかしてる。 唯一コリン・ファレルの息だけ生臭かったか。 コリン・ファ…

ピザボーイ

オタク、草食といえばジェシー・アイゼンバーグ。と断言できる程際立つ無機質感。 アジズ・アンサリとの相性もピタリ。 ところが妙にシリアスな場面があったり、リアルすぎる描写で笑いから強引に引 き戻されるシーンがあって、ゾンビランドのように笑い飛ばしてスッキリという展開 ではなく妙に…

ヘイヴン

初回、ただただ濃いめな役者のオンパレードに一抹の不安を覚えたが、回を追 うごと奇妙さが一層際立ち、それぞれかなりの変人ぶりがツボにハマる。 タイトルで毎度目にする主役エミリー・ローズの名前にも毎度ウケるし、最後まで 過去作品を思い出すことができなかったエリック・バルフォ…

BIUTIFULビューティフル。

ノーカントリー、それでも恋するバルセロナ、ビューティフル、どのハビエル・バルデムも深い が、このビューティフルではさらに深く冷たい。 バルセロナの街には違法滞在や違法就労、薬物、賄賂が溢れており、 底辺で生きる主人公ウスバルは貧しいなり精一杯些細なビューティフルの種を撒 いて生きてい…

ヒアアフター

死後、霊能、スピリチュアルを描いてすんなり理解してもらうのは容易ではな い。 なぜこのテーマか?という疑問は抜きにして、 終始チクチクした違和感こそつきまとうが、引き込む、的確に見せる、さすがイ ートウッドという印象。 どんなテーマであっても高水準に仕上げる…

ブルーバレンタイン

結婚生活が破綻に向かってどうしようもなく落ちていく経過を、過去ふたりが出会って恋に落ちる過程を織り混ぜながら描いていく。 使い古されたテーマをメランコリックに振り回されることなく、ラースとその彼女、のライアン・ゴズリングとブロークバック・マウンテン、のミシェル・ウィリアムズが、そ…