天井桟敷

食。映画。音楽。本。旅。などなど。

えいが ハ行

はじまりへの旅

hajimari-tabi.jp 資本主義を忌み嫌い、子供たちと獣を狩り家畜を育て、森で徹底した自給自足生活を営み、自衛訓練と高等教育をも叩き込む。父を演じるヴィゴがやっぱりすごい。 父の期待に応えようと必死に頑張る子供達は皆愛らしく、対峙する妹夫妻、祖父母…

ブリッジ シーズン3

youtu.be 相変わらず誰に対しても容赦ないキビシイ仕打ち。目が離せない途中で止められない、も前シリーズ同様。回を追って怪しすぎる変人を次々投入、最後まで読ませない仕様。サーガの経年変化が自然(年相応)で人物像に深み増し。難しい人物名も一度見たら忘れ難い…

ブルックリン

www.foxmovies-jp.com 家族の絆、信仰、貞操、勤勉、真面目、ほんの少し以前。アメリカにもそんな時代があったねと。異常な事件事故殺人テロまみれの映画界に古き善き清涼剤一滴。純粋に清々しくウエストサイドの時代へタイムスリップ。単純な絵本昔話を見てるようでヒロインの心情…

ヘイル、シーザー!

http://hailcaesar.jp/古き華やかハリウッドのオマージュとパロディの融合。終始クスクス時折大爆。飛び抜けたユーモアセンスと絶妙の抜け感と軽快なテンポ全て満点。ひとりハードボイルドのジョシュ、ウザさ満載暑苦しすぎるジョージクルーニー、エロかわスカヨハ、訛りキッついカウボーイ、そして燦然輝くチャニン…

ヘイトフル・エイト

http://gaga.ne.jp/hateful8/top/平日であっても、長尺であっても今すぐ見たい。古き悪しき西部、8人の女たち(フランソワオゾン)風舞台チックな密室劇、いつものヤンチャなメンバーによる飽くなき悪ノリ、コミックばりスプラッター、瞬殺、ゲス&ヘイト、そして今回も音楽には深ーく共鳴、ま…

フレンチアルプスで起きたこと

序盤ドキュメント風シリアスな映像とギャグのギャップに戸惑うが、じき狙いが笑い飛ばしにあると気づきシュールなネタを存分楽しめるようになる。当事者の笑えない状況が深刻さを増すほど笑える。カッコイイパパ像崩壊直後はあまりの体たらくに幻滅し誰もが破たんを覚悟するが、それ…

ブロードチャーチ~殺意の町

https://youtu.be/zNGobxbskl8衝撃度で言えば北欧に敵わないが、何度もひっくり返し蒸し返し10本引っ張ることなく4本短期解決が嬉しい。最近流行り(か?)の変顔ズラリ。後半重要ワードを繰り返しダメ押した時点で犯人判明。ひと声で足りたのに。残念。シリーズとして…

フォックス・キャッチャー

かなりフィクション性が強いらしいが、やはり映画は魅せてナンボ。そういう意味で完成度は高くドラマチック。金では決して手に入らないもの、大富豪のもとに生まれなくてよかった仕立て。マークラファロがとても素晴らしいが、あのマジックマイクがゴリゴリのイモ兄ちゃんを演じ…

ビッグ・アイズ

ケチなペテン師ヴァルツ!そしてウブなエイミー・アダムズのふたりは息もピタリ(柔軟)文句のつけようなし。心配の種はティムバートン。ファミリーと決別?足を洗ったのか?一体この先何処へ向かうのか?方向性も力配分もかなり不透明。得意じゃない不慣れなジャンル。それなりに仕上がってい…

FRANK フランク

感性に訴える技法にとりたて目新しさはないが、ほぼマイノリティでピュアに生きる人々のはかなさともろさをふんわり泡立て、軽めお洒落なデザートに仕上がった。 このような種と俗物は決して交わることはなく、ガラスケースに入れそっと見守る以外手段はない。

ブリッジ シーズン2

シーズン1の呪縛を引きずったまま新たな事件突入。 デンマークとスウェーデンをつなぐオーレンス橋の夜景は長く暗く冷たく美しい。 人格障害気味のサーガ、魅力的で女にだらしないマーティンは無論、登場人物ひとりひとり細部まで丁重に描かれており、必要以上感情移入してしまうが決…

ハンニバル

羊たちのレクター、若き日の物語。 マッツはピタリ。及第点以上。 グイグイ押しの強さはないので間を開けジワジワ観てかまわない。 しかし回を追うごとエグ味が増すので奇天烈な残虐が苦手な方はご遠慮願いたい。

ブルー・ジャスミン

http://youtu.be/qQYXSUiyVNg セレブと無一文のギャップは強烈な軋轢を生じ、染みついた贅沢と高慢とプライドを振り払うことができず人生は転がり落ちてゆく。 ウディアレン特有のガス抜きがなければ、最初から最後まで痛すぎて正視に絶えない。 そもそも素がセレブ美人のケ…

ブラインドネス

前述、白の闇、の映画化。 原作をうわべなぞっただけの脚本、難易度高い盲目の演技ができない俳優、退屈な映像、全て原作台無し。 中盤以降友人から伝授された2倍速鑑賞。苦痛恨の極み。

ブリッジ

アメリカドラマの行き止まり閉塞感をぶち破ってぶっちぎり北欧は勢いに乗っている。 主役はヒーローあるいは浮いたり突出した目立ち感がなく、個性だったり欠点がよく見渡せる。 ずっしり重しが乗っかってる加圧感が心地よい。 それにしても下半身の露出(ぼかしまくり…

ぼくを葬る

冒頭からオゾンの分身であると強く感じる。 マイノリティであっても人類最大の本能、子孫を残す思いは同じ。 身勝手は生存本能。祖母とかわす鋭利な会話は刃の如く哲学的だ。 微々たる充足、寂しくささやかであるが、満ち足りた気持ちに包まれ自然に還る、穏やかな死…

ヒストリー・オブ・バイオレンス

観たい観たいと切望していたコレ。レンタルショップでついに発見 !! クローネンバーグもヴィゴも決して裏切らない。 このラストのためにヴィゴは必須だったとも言える程。震える。 バイオレンスが深い。イースタン・プロミスと双璧。 裾を少し崩し意地悪く茶化すとタランティーノやロドリゲスに変形する。…

ヘイヴン シーズン2、8~13話

突然エッジがグイグイ割り込みめでたく準レギュラー入り。ヨカッタ。WWEで鍛えたウソかマコトか危うい自然体演技が魅力。 引き替えジェイソン・プリーストリー君とは短いつきあいであった。またいつかどこかでお目にかかりたい。 そろそろナゾをナゾのまま引っ張り続ける限界に近づいている…

ヘイヴン シーズン2、1~7話

WWEを退いたエッジがリング上で出演の番宣、すわ!ロックに続く?今かまだかどんな絡みか?すごく楽しみにしていた、のに。出演ほんの5分しかもチョチョイのチョイ役、彼はこの先もう登場しないのか??誰か教えて! はさておき、シーズン1の勢いに衰えなし。すごくオモシロイ(好きな人は…

ブロンソン

キューブリック好きは間違いなくツボにハマる。 しかし隠し球や多彩な変化球操るキューブリックと違いニコラス・ウィンディング・レフンはあくまで直球にこだわる。 センスで言えばキューブリックの圧勝だが、必要最小限に押さえた装飾は揺るぎなき硬い信念を際立たせむしろ好感度高し。 根本は同じ…

プッシャー

ニコラス・ウィンディング・レフンのオリジナル見つけられず、とりあえずリメイク版。 ヴァルハラ~ドライヴからの遡り。 プッシャー症候群…固有感覚情報、迷路情報、視覚情報の統合がくずれ身体の位置関係を修正できない、まさにそんな具合、 末端密売人が仕事仲間友人恋人との関係をブチ壊し…

ヴァルハラ・ライジング

ドライヴ(新作)観たい観たい!気持ちをググとこらえ、予習用ヴァルハラ(新作だが7泊)を借りる。ドライヴは余裕を持ってじっくりモッチリ味わいたいもの。 やはりこの監督、ナニか持ってる感ありあり。 それにしても細かく仕切られた章の言わんとするところは理解できる。が…

フライトナイト/恐怖の夜

元祖の評判がかなり高かったので期待していたのだが、 エロさグロさエグみユーモア、どれを取っても標準以下。にも程がある。 そもそもディズニーが扱うジャンルではないし、今時こんな人畜無害ホラーを作るな んてどうかしてる。 唯一コリン・ファレルの息だけ生臭かったか。 コリン・ファ…

ピザボーイ

オタク、草食といえばジェシー・アイゼンバーグ。と断言できる程際立つ無機質感。 アジズ・アンサリとの相性もピタリ。 ところが妙にシリアスな場面があったり、リアルすぎる描写で笑いから強引に引 き戻されるシーンがあって、ゾンビランドのように笑い飛ばしてスッキリという展開 ではなく妙に…

ヘイヴン

初回、ただただ濃いめな役者のオンパレードに一抹の不安を覚えたが、回を追 うごと奇妙さが一層際立ち、それぞれかなりの変人ぶりがツボにハマる。 タイトルで毎度目にする主役エミリー・ローズの名前にも毎度ウケるし、最後まで 過去作品を思い出すことができなかったエリック・バルフォ…

BIUTIFULビューティフル。

ノーカントリー、それでも恋するバルセロナ、ビューティフル、どのハビエル・バルデムも深い が、このビューティフルではさらに深く冷たい。 バルセロナの街には違法滞在や違法就労、薬物、賄賂が溢れており、 底辺で生きる主人公ウスバルは貧しいなり精一杯些細なビューティフルの種を撒 いて生きてい…

ヒアアフター

死後、霊能、スピリチュアルを描いてすんなり理解してもらうのは容易ではな い。 なぜこのテーマか?という疑問は抜きにして、 終始チクチクした違和感こそつきまとうが、引き込む、的確に見せる、さすがイ ートウッドという印象。 どんなテーマであっても高水準に仕上げる…

ブルーバレンタイン

結婚生活が破綻に向かってどうしようもなく落ちていく経過を、過去ふたりが出会って恋に落ちる過程を織り混ぜながら描いていく。 使い古されたテーマをメランコリックに振り回されることなく、ラースとその彼女、のライアン・ゴズリングとブロークバック・マウンテン、のミシェル・ウィリアムズが、そ…

ブラックスワン

母親の執拗な偏執愛が原因で、年齢にそぐわない純真と潔癖が崩壊する 残酷劇。 キングの“キャリー”だったり、山岸涼子の“いぬふぐり”であったり、親が子をコント ロール支配しようとする歪んだ縛り思想は結果、逃げ場を潰し、精神に重篤 なダメージを与える。 どうやら順風…

フラッシュフォワード

初回ではカチカチのシリアスという雰囲気ではなかったが、その後一話毎にキャラク ターのイメージがクルクル変化、妙だと思っていたが、監督がコロコロ替わっていた 模様。 1シーズン中しばしば風向きが変わる。は論外。 竹内結子のありえないブリキャラも失笑。 それでもムリ難題の連続ながら…

瞳の奥の秘密

サスペンスのストーリー展開が、スピードに支配される前の重いレトロ感がある。 いい人、とか、愛を貫く、とか、忘れ去られたアイテムをフル活用。 衝撃やすごくおもしろかった、感はない。 昔読んだマンガを思い出して、かなり前からラストが見えたし、主人公にイライラ してたし、そんな…

ハング・オーバー

最近観たコメディの中でダントツオモロかったー。 独身パーティ→ヤクで記憶ブっ飛び→目が覚めるとあたりムチャクチャ→花婿行方 不明。 失われた記憶と親友探しの物語である。 突飛な暴走脱線やブレがなく、次々解き明かされる空白の仰天行動を彼らと 共に疑似体験する展開。 挿入…

プレシャス

ハーレム、虐待、底辺の生活、救世主が現れ必死にどん底から這い上がるスト ーリーに新しさはなく、主役の新人ガボレイ・シディベの強い演技だけが光る。 時折ホームビデオみたいな撮り方だったり、ドキュメント風であったり、決して心揺 さぶるドラマ仕立てになってはいない。 抑制…

ブルーノ

毒々しく、御下劣極まりなく、礼儀ご免、 その無茶は懲りずにまた注文してしまう、激辛メニューの如し。 なんだ?素はかなりイケメンじゃないか。カザフスタンでは濃く作っていたわけだ。 映画として良い悪いというシロモノではない。 常識人としてあるまじき行動、主にシモネタ、…

ハート・ロッカー

生か死か究極の興奮がドラック様クセになる、戦場に取り憑かれた人のお話。か? 反戦を訴えるには弱すぎるし、この戦闘の意味を問うでもなく、兵士の恐れや苦悩部の印象も薄い。 特に目新しさもないが丁寧な作りには好感がもてる。 対抗馬がアバターのみであったこと…

パイレーツロック

ロック好きであるなら、その気持ち、大いに共感できる。 そうでない人なら、おそらくイマイチ。 フイリップ・シーモア・ホフマン他芸達者な役者と音楽で引っ張る映画。 ストーリーは少し古くさく、引き締める配慮もなく、間延びしている。 軽く気楽に眺める分にはいい。

パラノーマル・アクティビティ

史上最もオソロシイ映画という評判はさておき、狂気や凶器による血の噴水シャワーがないので、まあ、家族で最後までワクワクしながら観ることができます。 暢気なミカがやたら気になりますが、低予算ホームビデオタッチでここまでやるのは簡単にできそうに見えて、なかなかそうでき…

バーン・アフター・リーディング

脇腹に多数ジャブを打って最後にダウンを奪う、ことなく終了のゴング。 なんか締まらない、というか、毒も捻りも緩い。 俳優陣は個性豊かでハマリなんだけど、脚本が甘すぎか、 脳味噌が筋肉的プラピもクルーニーの色ボケも十分すぎただけに、もったいない。 いつものよう…

ベンジャミン・バトン

80歳の容姿で生まれ徐々に若返っていく特異体質から派生する数奇な運命より、決して流れに逆らわず生きるベンジャミンの人生観に打たれる。 慌てなくても、無理せずとも、その時は必ず訪れるし、 誰の人生であれ、人生そのものが数奇なのだ。 ケイト・ブランシェットの存在…

ファニーゲームU.S.A

時計仕掛けのオレンジ。のようでもあり、カポーティの冷血。のようでもある。 ただひたすら不快を煽られるが目が離せない。 兄弟か双子のような同種ふたりの息があった殺戮お楽しみゲームである。 純粋に徹底した残虐性ゆえ救いはなく、上級のゲーマーらしく趣向を凝らし…

ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー

ヘルボーイ他お人好し善人キャラと一昔前のテレビシリーズ様単純明快なストーリーは前作と同じテンションで楽しめる。 あの森の精?種の精?は中途半端であったが、NARUTOの大蛇丸似のヌアラ王子と王女には深みがあった。 やわらかな単純さが心地よく、コミックらしさを損なわず作られてい…

ヘルライド

タランティーノが制作に関わっているらしい、が なんとなくタランティーノ風に見えても、キレ味もエロ味もインスタントくさい。 ライダーもネエちゃんたちもマッタク食えない。 切れない包丁を使った料理番組みたいであった。

ブーリン家の姉妹

スカーレット・ヨハンソンのやわらかな美しさに釘付け。 ナタリー・ポートマンの演技はまだまだ迫力不足。 エリック・バナは無難にまとめ。 ジム・スタージェスはスナック菓子のような軽さ。 王の気まぐれな欲望に振り回される女達と、どん欲にのし上がろう…

僕らのミライへ逆回転

気持ちはわからないでもないが、感傷に流され過ぎ。 ジャック・ブラックの一生懸命さも空回ってるし、周囲はいい人お人好しばかりでキレがない。 波が穏やかで後半眠くなる。

ヘヴィ・メタル・イン・ザ・カントリー

風景はドンツドルフという名ののどかな片田舎。 ところがココは世界最大規模のメタルレーベル、ニュークリア・ブラストの本拠地。つードキュメンタリー。 その異次元チック空間がオモシロイ。 ドクロフィギアやTシャツを発送するのは地元のオバチャン。 普段住民が利用するレストランでは記者を集め恒例の試聴会が…

ハンサム☆スーツ

またまた原作マンガ映画を観る。 塚地は俳優のほうがよさそう。 マンガを読んでると思えばこれも特に問題なく笑える。 それ以上でも以下でもない。

ハンコック

ウィル・スミスに全部おまかせ。とはいえ。 途中から軌道を大きくハズれ。着地点未定の展開はあまりにも無謀。 なんとかついていこうという気力も失せる。てもんだ。 ダメだこりゃ~。となってから。 ウィル・スミスは人を惹きつけるよなあ。なんて考えながら時間を潰した。

ハプニング

突然始まり突然終わる。 理由も理屈も結論もない。 確たるルールもなしにボールを渡されても困る。 一片の冴えもなく陳腐。 B級の甘い美学がマッタク感じられない。 ナイト・シャマラン。下降の一途。

バッド・エデュケーション

ペドロ・アルモドバルはスゴ――――い。 愛憎深――――い。 少年がエロ―――――い。 唇が美し―――――い。 半自伝と聞いてビックリ――――。 渾身の一撃を受けてみよ―――!!

ぼくの大切なともだち

マサカ。こんなに。パトリス・ルコントがオチャめだったとはビックリ。かなりポップ。同性愛部に目をつぶればコドモでもオッケー。 中学向け道徳に使ってもよし。 あなたの周りにもひとりくらいいるかもしれない、自己中で失礼で思いやりに欠けるヤなヤツがお人好し男に出会って人情を学…