読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

天井桟敷

食。映画。音楽。本。旅。などなど。

AMY

youtu.be 初めてその歌声を耳にし、世界中の人々同様20前後の白人女性であることに大変驚いた。ブッちぎりの才能と技術と成熟。インタビューとプライベート映像を重ね、生い立ちから栄光、しだいに壊れゆく様を歌詞にのせて彼女の内面を炙りだす。酒、ドラック、ダメダメな…

Xファイル2016

昔の仲間が集い、お馴染みあの輝きをもう一度パターン。ジリアンアンダーソンに心酔。が理由の全て。予想に反しドゥカブニーも大健闘、そもそも相性のいいふたりゆえ月日の溝はなく、むしろコチラのその後、人間ドラマを軸に構成組んだ方が面白そう。驚きのネタも映像の新鮮も皆無…

エレファント・ソング

https://youtu.be/ECCt7-nxuWM主演に徹したグザヴィエドランを観る。演技の力量(様々な役を張れるか)と聞かれたらノー。アクションもホラーもコメデイもラブロマもない。しかし一旦画面に立たせるとその存在感に尻尾を巻く。そういう意味で彼は彼が仕切る作品で最大級の力を発揮…

オン・ザ・ハイウェイ

登場人物たったひとり。トムハーディはキッチリやり遂げた。崖っぷちに追い込まれた有能な現場監督が、運転中間断なくかかってくる電話に応対し瞬時に答えを絞り出す、ある意味パニック映画。同時進行する仕事と私生活最大のピンチを、培ってきた手腕と手際よさで手探り前…

インヒアレント・ヴァイス

https://youtu.be/W2T32y8zy-oどれが適役か全く読めないほどホアキンは多彩だ。ダニエルデイルイスと気質が似ている。がしかし、ダニエルなら絶対この役を引き受けない。つまり彼の振り幅はより広範ということになる。元カノに引きずられっぱなしのヒッピー探偵がハッパ吸いながら…

インターステラー

久々にコッチ系観ました。突き動かしたのはマシューマコちゃん。まさかこの域まで到達するとは。予想をはるか凌ぐ演技魂。ひとり勝ち。SF部門に関しては可もなし不可もなし。マコちゃんの強靭な力技で一気に押し切られる。むしろそれが全て。見る価値あり。これだけゴーシ…

インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌

http://youtu.be/nUQOhKYgKME 音楽好きにはドンドン響く。 オーブラザーでブチかました兄弟の音楽センスが光る。 歌は撮影中のナマ取りという点からみてもオスカー・アイザックは相当上手いね。 ジャスティンは金になる商業音楽代表としていい味出してたけど段違い。 歌詞にも曲にも力…

アメリカン・ハッスル

ショボい詐欺師が囮捜査に組み込まれ、二転三転転がりながら危ない橋を渡りきった実話らしい。 クリスチャンペールの9:1、ブラッドリークーパーのチリチリ、ジェレミーレナーのぶ厚いリーゼント、3人の髪型が人物を象徴していて笑う。 三角関係やら野望やら汚職やら、死ぬのは奴らだ他70年代ミ…

アウトロー

http://youtu.be/C5cP2YtUUqg ニコラス・ウィンディング・レフン製作 スタイリッシュでクールな非日常を描いたドライヴ、オンリーゴット系ではなく、 冒頭実話に基づくとあり、リアリティ溢れる売人の綱渡り的日常がハラハラ綴られる。 がしかしプッシャーまんま。である。 あれほどイカした映…

オンリー・ゴッド

http://youtu.be/bWITBXgM1RA ドライヴのレフン&ゴズリング君ふたたび。 タランティーノから全ギャグ削ぎ落とした必殺処刑人ですが。 どちらも文句のつけようなしオーライ。 超人ちっくなタイ版ダニー・トレホが切り落としたり突き刺したり、 カラオケったり。 鮮烈な色彩にこだわり、徹底…

アンフォゲッタブル 完全記憶捜査

最後までキチンと見終えたが、これといった特徴なし。可も不可もなし。 鼻っ柱強く男勝りでありながらメロメロ演歌調過去の恋愛を引きずる主役ポピーさんがどうも頂けない。こんな乙女チック、弱点というより気持ち悪い。

アニマル・キングダム

母をヘロインで亡くし、ギャング業営む親族に引き取られた青年の苦悩を描く。 一家はまさしく凶暴と虚勢と強迫観念に駆られたアニマルな人種で、道徳観や秩序が著しく欠落しており、未成年という弱さを抱えたまま、目の前で繰り広げられる狂気にひたすら感情を殺し氷の…

ウィンターズ・ボーン

アメリカの貧困層とは明らかに違う空気感漂う極貧地帯。 一族という括りであったり、麻薬製造が生業だったり、ここはまるで… ミズーリ州に実在するヒル・ビリーと呼ばれる被差別貧困層であるらしい。 ガラクタ溢れるボロ家が点在し、生まれて死ぬまで貧困から逃れられない、…

赤ずきん

監督はトワイライト~初恋のキャサリン・ハードウィック。 映像は大胆でシャープ、演出は細部まで繊細、前作同様登場人物の個性と人間味が際立つメリハリある活劇に仕上がっている。 フェロモン漂う生々しい赤ずきん役アマンダ・セイフライドはジェニファーズ・ボディより更に大人びて独壇。見事にダークファンタシ…

アンチクライスト

美しいプロローグにポカンと見とれる。 前半向かう先がまったく読めず、いつものようにただ食い付いたまま引きずられていく。 半ばを過ぎたころ、なにやらシャイニングのようなミザリーのようなキングぽい空模様、らしくない凡庸さにとまどう。 精神劇として食い足りない、シ…

エクリプス トワイライト・サーガ

グイグイ見せてくれたキャサリン・ハードウィックによる1作目初恋以後、彼女は続編を 降りたわけだが、少女マンガちっくなアイドルメロドラマにハメすぎ感が否めない。 それでも主役3人のオーラはキラキラ瞬いており、彼らの将来が有望であること を強く印象づけて終了。 めでたしめでたし。

アイアンマン2

今回もやっぱしロバート・ダウニーJr.の魅力満載、存分に楽しめる。 要するにアイアンスーツを着てない生身のトニー・スタークがすごくいいのよ。 ミッキー・ロークも完全脱皮、本格派デキる役者に変身。サム・ロックウェルは期待通りの 異才を放ち。スカーレット・ヨハンソンのお嬢ちゃまアクションもヨカヨカご愛敬。 アクシ…

ウディ・アレンの夢と犯罪

ロンドン3部作のラスト、犯罪シリーズでもあるんだけど。 身の程わきまえずに成功を深追いし、バランス崩して足下グラグラした人々が織りなす危ういストーリーである。 ウディ・アレンがインタビューで語るように(実はこの特典インタビューが痛快)ユアン・マクレガーとコリン・ファレルの役所がピタリ。 特にコリン・ファ…

インセプション

とにかく長すぎ。アイディアはまあまあ…としても、ストーリーが膨らまない。半分の時間で十分。 やはり芋蔓連想するのがマトリクス。 マトリクス1ではグワーとイメージ広がったが、コチラはかなり閉塞気味で美術もさっぱり。 マリオン・コティヤールという女優を初めて見たが、この人はいい。 キリア…

噂のモーガン夫妻

最近ぐぐっと増えた、肩肘張らない4、50代愛のカタチ、みたいな映画である。 危ういヒューグラントとサラ・ジェシカ・パーカー夫妻を、夫婦のお手本みたいなサム・エリオットとメアリー・スティーンバージェンの円熟夫妻が導く二重構造。 ヒューグラントが更にオジサン化していたが、整形もせずそのままで変わら…

インビクタス 負けざる者たち

マンデラの人と為りを描きつつラグビーワールドカップ南ア大会を見せることは、相当な困難を強いられる。 マンデラに絞っても2、3時間で語りきるのは至難であるのに、だ。 ギリギリここまでまとめあげたことに脱帽、感情を抑え淡々と描くことに徹する力量には感服す。 必要以…

イングロリアス・バスターズ

クリストフ・ヴァルツがすばらしい。文句無しの助演男優賞。 タランテイーノ。大好き度。更に加速。 緊張漲るシーンの多用にもかかわらず、力の抜きどころが絶妙で自由奔放な茶目っけも相変わらず。 文句無し、ハズレなし、期待を裏切らない監督のひとりである。 今回殊更コトが整…

アリス・イン・ワンダーランド

正直、チャーリーとチョコレート工場あたりから下降の一途、前作スウィーニー・トッドも内容的に疑問があった。物語自体に力がない。 原作が名作であるゆえ、果たして未来のアリスになんの意味があるのか疑問であったが、予感的中、ストーリーの展開はおそろしく鈍く、キラキラ光るハテナ?もな…

アバター

→ http://www.avatarmovie.com/index.html 2Dで観ましたら、 ディズニーみたいな、 コドモにもよくわかるお伽噺でした。 一番印象に残ったのは、 ジェームズ・キャメロン、シガニー・ウィーバー使ったか、 でした。

イエスマン

久しぶりでジム・キャリー。 やっぱり、というか、さすが、というか、ハズレなし、というか、 ポジティブに生きよう、さすれば幸福が向こうからやってくる、みたいなお話。 とってもハピーなんだけど、深めの恋バナは違和感アリアリ。 変わり種、キツい役をこなしてきた彼にそも…

いのちの食べ方

家畜は生まれるずっと以前から既に家畜であり、 選択もなければ尊厳もない。 作物は強引に育てられ根こそぎ引き抜かれる。 人間のためだけに生まれ育ち搾取され尽くす。 食の全てが管理され合理化され利益の上に成り立っている。 この構図はもはや確立され不…

アイアンマン

トロピック・サンダー後に観ると更に楽しめること請け合い。 ロバート・ダウニーJr.がぐっと好きになる。 コテコテのコミック路線から少しハズれ、大人向けのスカしたカンジに仕上がっている。 社長と秘書の関係もサラリとかわし、このキャスト、この流れなら2作目はもっと楽しめそうに思える。

ウォンテッド

おこちゃまな主役が―最後までダサくて弱キャラのまんま。 逆にアンジーの強面ぶりはこんな映画にゃ収まりきらない勢い。 ストーリーは薄っぺらで バトルはパターンの域を出ず マジックは浅く 出演者全員やっつけ仕事で退屈しきってるようにしか見えなかったなあ~。

相棒

TVもロクに観たことないが、コドモらのリクエストに応じ借りてきた。 そもそもストーリーに無理と矛盾ありすぎ。 もう少し身近な事件でよかったろうに。 役者陣のひたむきな演技に感心したぐらい。

アウェイ・フロム・ハー君を想う

長年連れ添った妻が認知症になり、近く遠くで見守る夫の物語。 ある時は髪振り乱しながら施設の男に恋をし。 またある時は若い頃を彷彿させる美しさで夫を迎え入れる。 記憶の断片は浮遊物のように彷徨い、痛みを伴う過去を引きずり出したかと思えば凛とした…

イースタン・プロミス

アラゴルンことヴィゴ・モーテンセンとクローネンバーグのあまりにもナイスなタックに感激す。 いかにもクローネンバーグ好みだが過去最強の人選。 ヴィゴは圧倒的圧巻。キョーレツな存在感。 タバコとタトゥーと鋼の肉体。盛り上げて固めたオールバック。 …

アクロス・ザ・ユニバース

60年代アメリカ。若者は大いに楽しみ。議論し。ベトナムへ向かい。戦い。抗議を繰り返し。 …恋に落ちる。 ストーリーにマッタク新鮮味がないのが残念だが。 これはBEATLESの曲を骨格に。映像を後付けした映画である。 原曲の圧倒的力強さに加え、役者自身がHOTな解釈で歌い上…

アイム・ノット・ゼア

ボブ・デイランというひとりの男を6人の俳優が、少年。語り部。若き詩人。ただの男。皮肉屋。世捨て人。それぞれを演じ分ける。 中でも。女にだらしなく家庭を顧みない生々しい男の部分を演じたヒース・レジャーと、対外的にクールな言葉を操る枯れ行く詩人を担当したケイト・…

エンジェル

高慢な自信家で成金を夢見てのし上がるも、悪趣味な三流の枠から一歩たりとも抜け出すことができなかった女流作家の物語である。至る所にスカーレット・オハラを匂わす手法がちりばめられており、その比較が彼女をいっそう卑しめ、傲慢さに容赦ない鞭が振りおろされる…

俺たちフィギュアスケーター

聞いて笑え。観て笑え。のギャグ満載。 フィギア‐ペアにウィル・フェレルとジョン・ヘダーがズバリなハマリ。特に相も変わらず強烈キャラなジョン・ヘダー。口を開けてそこに立ってるだけでソートーおかしいのに。その口でその気持ち悪いキスにゾクゾクす。ストーリーはモチロン単純明快ハッピーエンド。脇役をは…

アイ・アム・レジェンド

これアカンて。文字通り孤軍奮闘。ウィル・スミスたったひとりの激務。彼はこんな脚本でホントよくがんばりましたわ。 3年間ひとりと一匹の孤独な生活。学習能力あるじゃんか―!な感染者と時折戯れ。暇つぶしに抗体を研究しているようであり。突如生存者が現…

ウィッカーマン

主演ニコラス・ケイジ。だけで観てしまうワタシのような者をカモった作品。だいたい半分以上がコレに該当するが、中でもコレは最下位方のランク位置。どーしてこんなモンにまで出るんか??全く理解に苦しむ。でも。どんなヘボ役もやってのける仕事人である…

あるスキャンダルの覚え書き

ラストあたり多少弱体が見られるが、ジュディ・デンチの円熟演技に感心することしきりである。クールで自由奔放なケイト・ブランシェットもピタリ役。 ひとり身の寂しさが激しく歪んで、オトモダチを束縛したい病に憑かれたオールドなミスのお話である。 ス…

イン・ザ・ベッドルーム

いとも簡単に『殺す』に至る。若者だけではなく年輩者にも…である。この熟年夫婦の妻が「殺した?」とサラリ聞くあたりから、前半と異なった妙な空気が漂い始める。そしてラストは限りなく……きな臭い。すっかり善悪の感覚が崩壊し、一線を超えた彼らはどこへ…

X-MEN ファイナル

毎度感じるのは、ウルバリンの影がやたら薄いということ。毛むくじゃらのくせに体の線が細すぎるのだ。せめてもう1サイズマッチョであったら。 しかも戦術が地味な肉弾戦に限られるため、どうしても脇のミュータントの華やかな能力に比べ見劣りしてしまう。…

硫黄島からの手紙

二宮クンがいい。演技はモチロン荒いのだけれど。すごくいい。ニューズウィーク日本語版の表紙だって渡辺謙ではなく二宮和也だ。栗林の完璧な聖人ぶりに加え、押さえすぎの静なる演技も過剰気味なもんで、ついこのどこにでもいそうな若者のほうにこそ!大いに…

インサイド・マン

デンゼル・ワシントンは相変わらずセクシーなのだが、この程度の映画に出過ぎ。そろそろ量より質で選んでほしい。 ま、この映画でピカってたのは…いつも一歩下がった立ち位置のウィレム・デフォー!! 今回もその出しゃばらない演技にじんときた。スパイダー…

イノセント・ボイス

エルサルバドルの内戦を子供の目線から描いた実話。監督は…ず――っと観たいと思いつつ、あゝ‥今だ観てない『僕の美しい人だから』のルイス・マンドーキでR。毎度のことながら、子供が兵士として徴兵される様は本当にやり切れない。同じ民族でありながら、国…

エミリー・ローズ

出だしはホラーだが…しだいに法廷ドラマに転じ、最後は宗教論の域に。 そうきたか。丁寧につくられているしバランスもいいが、ホラーとして怖くない。法廷モノとして迫力不足。宗教結論が弱い。どれかひとつにもっと比重を置いて攻めていたなら…と惜しまれる…

ある子供

ダルデンヌ兄弟による昨年のカンヌパルムドール受賞作。無駄なものは全部削ぎ落とし、余計な装飾も一切なし。ストーリーと演技のみのガチンコ勝負。感情の表現もシンプルなのでストレートに浸みこんでくる。 考えることやること全てが幼稚な20歳の若者がなん…

オープン・ウォーター

『ハンディカメラdeドキュメンタリー』っぽいんだけど…こだわりすぎ。ドラマ的展開なさすぎ。ありがちな励まし合いやら罵りあいが海上で延々と続くのみ。演技的にもセリフ的にもけっこう高度な技が必要だと思うけど。 ついサンダンスによろめいてしまう…コー…

アレキサンダー

オリバー・ストーン‥かなりヤバイ。 どこまでいってもコリン・ファレルでいいのか?が拭えず。どうしても『フォーン・ブース』なんである。 しかも長い。 挫折前の華々しい栄光も盛り上がらず最初っからテンション低すぎ。 アラビアのロレンスの後半部(休憩…

オペラ座の怪人

ぜんぜんしっくりこない。ミュージカルの映画化ってやはり難しい。判定は単純に『○』か『×』。 結論から言えばこれは『×』。 まず役者。主役陣が若すぎてちょっと無理。深みなく、最後まで『ジュリア・ロバーツと山下達郎カップル』みたいな印象が拭えずじま…

オールド・ボーイ

朝イチでシスを見て。余韻に浸る間もなく、すでに1日延滞のかのビデオを見る。 ルーカスのまったく隙のないプロの仕事を見た後に、この荒削りをみたせいで、ある意味いっそう際だちましたね。経験と貧富の差が。 日本のコミック臭プンプンでしたが、真面目す…