驚いた。面白かった。すごく。発掘された名作。1962年作の新訳だが、古さは微塵もなく。展開も登場人物にもまったく臭みなし。探偵登録証を持つクインは序盤だらしないが、抜群のユーモアと人情と誠実と情愛を備えており、彼自身まっとうな軌道に向かう描写も率直で…
少年の助手が手伝ったり茶化しがあったり、毒殺描写はあるがストーリーに毒なし。 途中これは青少年向けミステリーなのか?疑うほど気取っている。 あまりにも英国的正統派とでも言えばいいのか、上品が書評高位に直結した、自分にとって望まない落とし穴的作品。
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