天井桟敷

食。映画。音楽。本。旅。そしてベタ。

アンティカトラットリアイナバ夜の部

f:id:vampire55:20180731112803j:plain

¥300ミニメニューよりカプレーゼとラザーニャ。

生ハムメロンとアマトリチャーナと写真忘失ムール貝パスタ(平麺ウマし)

満腹〆にシェカラータ。

パスタ美味ー。

飲み物(ワイン含む)各2ふたりで¥7500。

こりゃチョイチョイ通っちゃうね。

アンティカトラットリアイナバ

f:id:vampire55:20180730131331j:plain

スゴいシェフが盛岡に出店情報聞きつけ早速ランチ。

店内カジュアルお値段リーズナブル。

1500円パスタランチ。

自家製フオカッチャ後のキラキラ前菜にキャーー!

女子のハート鷲掴みテイスト。

選べるパスタ(トラヴィアータとカラスミふりふり夏野菜ペペロン)

シャキシャキ夏野菜爽やか。

ドルチェ(バニラがしっかり効いた桃アイスとチョコプリン)

丁重かつ確かな技術。

これは夜の部も期待大!

とゆーわけで今宵再訪。

乞うご期待!

 

 

罪人のカルマ・・・カリン・スローター

www.harpercollins.co.jp

しっかりリンクはしてるが、過去の事件と現在の事件が頻繁に行きつ戻りつして面倒くさい。

いいところで度々流れが断ち切られるし、2つまとめて1本でもあり軽量感は否めない。

残念ながら主要人物にもあまり魅力を感じない。

道迷い遭難・・・羽根田治

www.kinokuniya.co.jp

まあまあこの先山に登ることなどないとは思うが。

遭難に限らず人は焦ったり追い込まれると、常識消失、極限状態では冷静な状況判断叶わず、より楽に見えより安易な考えに支配されてしまうことに恐怖を覚える。

落胆と絶望の狭間で幻覚幻聴という希望が瞬く様はホラー小説以上である。

自然はどこまでも未知で永遠に慣れるものではない。ほんの少しの無理も禁物、人はちっぽけで瞬く間屑となること肝に銘じるべきである。

京都土産(依頼)

f:id:vampire55:20180724095118j:plain

笹屋伊織 桃ゆらり

桃ピューレ入り羊羹とゼリーの二層が見た目涼しげ冷やして爽やか。

亀屋清永 翔(杏)

ドライ杏入りひとくち羊羹。

洒落たパッケージで土産映え。

亀屋清永 星づく夜は贈答用。

ダラダラ暑くても「わあ」と気持ち華やぐお菓子の魔力。

f:id:vampire55:20180724095210j:plain

f:id:vampire55:20180724095231j:plain

f:id:vampire55:20180724095247j:plain

苦節2年、ついに月3日のみ営業菓子丸の開店日にアタリ!

「鉱物の実」と「ほころび」メールで予約。

激暑の中チャリではるばる買い付けてもらった。その価値十二分。

鉱物の実。

包装開くとふあっと柑橘香。

繊細なビジュアルとシャリっとした食感と。見た目以上詩的でやさしい風味。力の抜け具合が絶妙。

素敵すぎる。

ほころび。

和三盆をまとった胡麻ペーストの千菓子。

すごいなあ。噛みしめて感動。

ギリギリ解散間際日菓のお菓子を食べることができてラッキーだったが、杉山早陽子さんの更に進化したお菓子を再び口にすることができ幸せな気持ちでいっぱい。

御菓子は癒しだ。

タンゴ・ワン

youtu.be

プライムTVシリーズと勘違い。

裏切りや騙し合い、生か死かギリギリの駆け引きの連続。

そこそこ面白いが、崖っぷちに立たされっぱなしのダンディすぎるヤクの元締が超クールで潜入捜査官が悪党扱いの後味は少々微妙。

幻の翡翠桃っ子、豆乃香ディップ ・・・ 花みやこ

f:id:vampire55:20180706111207j:plain

偶然発見即お取り寄せ。

和久傳わたぼうしの真ん中のアレ!若桃のシロップ漬けである。桃は低農薬新潟石田フルーツガーデンの間引きであるらしい。

至極シンプル。すばらしい。その発想も若芽の風味も。

これをやわらかな求肥でふんわり包み込めば日本人もビックリ!ブラボー!ニッポンのワガシ!となる。

もう一品納豆ディップ。

コチラは少々難解。

 体にはよさげだが強すぎる納豆のクセに好みが分かれるところ。

 バゲットに塗ってみたがかなり濃い味。

胡瓜やセロリ、やはり野菜がマストだろう。

はちすずめ菓子店

f:id:vampire55:20180717132335j:plain

紫波にあるヴィーガンショップ。

カワトク・キューブⅡ出店情報嗅ぎ付け

スタンダードアップルパイとラズベリーバナナパイ買付け。

バター卵牛乳未使用のオーガニック。

角が全くなくとても美味しい。

再びケーキを作る機会があればコチラのレシピを採用するだろう。

なんと!レシピ本が出ています。

素晴らしい。

Amazon CAPTCHA

そしてミランダを殺す・・・ピーター・スワンソン

 

あとがきで著者がパトリシアハイスミスのファンと知れば「ああ」と思う。

途中2度3度大きく舵を切られて全く方向が読めず、次第に殺人者の心理寄りに傾いてしまうあたりはリプリーを連想させる。

とはいえドライでシンプルに心理の核心をむき出しにするあの鋭さには及ばず、プロットを無理め複雑にしすぎたせいでやたらゴテゴテした印象を受ける。

捕まるか逃げきれるかの顛末があまりにあっけなく、中盤から一気に読ませる勢いがそのまま崖落ちとても残念。