おっと久々ニコラス・ウィンディング・レフン!
前半はキレのいいモードな映像にこだわり、こわいこわいモデル社会の裏側をスタイリッシュに描くが、終盤いきなり狂気のバイオレンスに反転。
彼の男の美学、映像美に強く惹かれたが、アレックスレベルの鉄拳に進展するとは意外。
いじった美の醜悪さ、生粋の美の優越に対する嫌悪感満載である。
このような視覚的刺激だけで押してはじき飽きられる。
おっと久々ニコラス・ウィンディング・レフン!
前半はキレのいいモードな映像にこだわり、こわいこわいモデル社会の裏側をスタイリッシュに描くが、終盤いきなり狂気のバイオレンスに反転。
彼の男の美学、映像美に強く惹かれたが、アレックスレベルの鉄拳に進展するとは意外。
いじった美の醜悪さ、生粋の美の優越に対する嫌悪感満載である。
このような視覚的刺激だけで押してはじき飽きられる。
近隣から肴町の十三 日(トミカ)に移転してすっかりご無沙汰。やっと訪問。
古民家を改築した店内は店主の人柄とセンスそのまま落ち着いたオシャレな空間。さすがです。
平日11時開店と同時ジワジワ席が埋まり12時出る頃には老若男女で満席。
連れはドライカレー、自分は日替わり(唐揚げプラス惣菜2品選択)
野菜メインの惣菜は見た目も味もパーフェクト。とても美味い。間違いなく市内屈指。
スイーツもそそられたが先にさくらんぼ狩りで既に水分満腹、今回は断念。
カフェから格段の進化を遂げ、もっと大きく飛躍する可能性高し。
この先もずっと野心的に前進成長してほしい。
ヒルビリー・エレジー J・D・ヴァンス、関根光宏/訳、山田文/訳 | ノンフィクション、学芸 | 光文社
映画ウィンターズ・ボーンで初めて知ったアメリカ白人貧困層ヒルビリー。
にわかに信じがたい実情であるが、この町を這いだしシリコンバレー投資会社社長まで上り詰めた人物の実話とあって大変興味深く読んだ。
貧困には違いないが、前半はさすがにリスを撃ってシチューにするほどの赤貧に匹敵する見せ場はなく、家族のルーツや停滞した泥のような地域性が淡々と綴られる。
ところが海軍に入隊し外部と接触することで広く世の中を知り、自分の可能性に気づくところから人生が劇的に転換する。
本人が冷静に分析しているように、学はなくても強い信念を持ち守ってくれた親族の愛情が根底にあり、その後も真摯に取り組むことで信頼を得た結果、その実力と実績で多くの助け導いてくれる人に出会うことができた。
淀んだ泥沼から抜け出せたのは、いくつもの小さな幸運ととてつもない努力の結果ではあるが、この小さな援助を国の政策レベルとして取り入れるなら、貧困層の子供たちの未来は変わると訴える。
とはいえ今、近い将来この拡大しすぎた貧富の溝が縮まるという希望が持てないのも事実である。
今年もイタリア物産展土日連チャン。
ものすごく美味しい。幸せに包まれ頭シビレたまま思考固まる。
神の手としか言いようがない。
初めてのマロッキーノ。
ナント下層はチーズ!スチームクリームを乗っけてから中間層にエスプレッソを流し込む。飲む前にかき混ぜ飲するが、チーズとエスプレッソの境がふるふる震え、いとおかし。
人生最後の一杯は彼のカプチーノで〆たい(かなり本気)。
幾度となく舞台化映画化されたミステリーを蒸し返すには大いなる勇気と自信が必要である。
一度も見たことがない方々にはそこそこ響くかもしれない。
筋書を知る者はもっぱら捻りや内面の深堀り、演技を比較するわけだが。
おののきや不安や恐怖がイマイチ緩慢で、驚くような切り口や新解釈もなし、映像も規制一歩手前で寸止めされたような印象を受ける。
「氷の双子」| 小学館 https://www.shogakukan.co.jp/books/09406263
スコットランドの孤島はシャイニングを連想させるが、その思わせぶりなフェイント効果は絶大で、違った方向に流されてしまった後、本質は全く別物だったというオチ。
霊の存在を感じさせたり中途半端な告解はやりすぎ感があったもの、一瞬で巨大な混乱の渦を作り上げ現場を大いにかき回してくれた。
一気読みレベルの緊迫感十分である。
勇気をもって普段着の厚顔突入。
完全に浮きまくっていたが後悔なし。
想像を遙かに超えて素晴らしく、今もなお鮮明に蘇る反芻の日々。
メロンジュース
高級メロンを躊躇なくジュースにしましたね?レベル。
シュークリームの皮様パンと硬いパンも極めて美味し。
メイン、サーモンの重量感を全く感じない淡雪のような食感に思わずガルル唸り。蒸してるにしても絶妙な火加減。
そして驚嘆のデセール!
過去最高。のひとこと。
ワゴンに乗ったホールを見たが完璧な美に目が釘付け。アイスに溶けはなく、パーフェクトな切り口の美しさに感嘆。目に入った瞬間誰もが瞬時に相当な技術力の高さと熟練を瞬時に理解するレベルである。
必ず再訪したい。